東京 狭小住宅 注文住宅

注文住宅は、何もないところから始める唯一無二の家づくりです。外観デザイン、内装、間取り、住宅設備機器や建材のグレードなど、何もかも自由に選べます。そして、信頼できる工務店と、自分たち家族のチームワークによって、家族の暮らし方に合う間取りの家、家族が快適に暮らせる住宅性能を持つ家が完成します。

ただし、それは簡単なことではありません。自由であるということは、同時に、分譲住宅や、規格型注文住宅の家づくりに比べると、自由過ぎて、何から手を付ければよいのかわからないという状況に陥ることもあるからです。

多くの人にとって、家を新築するという経験は、初めてのことです。住宅建築にかかわる専門家のように、住宅の建築に関する知識が豊富、というわけにはいきません。手探り状態で、家づくりを始める人がほとんどです。だからと言って、一生をかけて支払うような、多額の資金を投入して建てる家を、後悔の多い家にはしたくありません。

そうならないために、手探り状態の中で、まず初めにすることは、情報集めです。家づくりに関する知識と情報が、良い家を建てるための重要なポイントです。特に、東京に建てる狭小住宅においては、土地探しも難しければ、狭小地に、「暮らしやすい家を建てるための知識」も必要です。

なぜなら、狭小地に建てる家、狭小住宅には、一般的な住宅にはない難しさが、多々あるからです。それと同時に、自分たち家族の現在の暮らし方と、将来的な暮らしの変化も、しっかりと思い描くことも大切です。

そんな東京の注文住宅ですが、十分な情報を集めれば、良い土地と、信頼できる工務店が見つかります。良い土地と、信頼できる工務店が見つかれば、家づくりの半分は、成功です。その時点から、具体的な家づくりプランが始まります。家づくりプランを始める前に、家づくりプランに必要な知識を、確認していきましょう。

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住宅の性能…安全で快適な暮らしができる長持ちする家

住宅の快適な室内環境と、自然災害からでダメージを受けない安全性を担保する住宅性能について、考えていきましょう。

外観や内装は、見るだけで、好みにあう、あわないが判断できます。間取りも、家族の暮らしを重ね合わせてみれば、自分たち家族にとって、暮らしやすい間取りなのか、暮らしにくそうな間取りなのかが、ある程度判断できます。

しかし、住宅の性能は、見た目では判断できません。見た目では判断できませんが、家づくりにおいて、住宅性能は、最も大切な部分です。住宅の性能によって、室内環境の優劣、地震や台風に対する強度、住宅の耐久性が違ってくるからです。

ごく少数の人は、湯水のように、建築費を使って住宅を建てられますが、一般的には、限られた予算内で、家を建てます。その限られた予算内で、絶対に削ってはいけない予算が、住宅性能にかける予算です。

■ 断熱性と気密性

断熱性とは、家の外側を包む部分を通して、出入りする熱の量を、少なくするための性能です。屋根、壁、床、窓や玄関から、熱がどんどん流出してしまえば、どんなに暖房しても、冬は寒さの厳しい家になってしまいます。屋根、壁、床、窓や玄関から、太陽の直射熱が入ってくれば、どんなに冷房しても、夏は暑くてたまらない家になってしまいます。

断熱性とは、この熱の出入りを抑える性能です。断熱性が高ければ高いほど、熱の出入りは少なくなり、最小の冷暖房で、冬は暖かく、夏は涼しい室内環境が調えられます。屋根や壁、床に使う建材の質と、窓と玄関の機能が、断熱性に影響します。

気密性とは、家の中に入ってくる隙間風を抑える性能です。気密性は、建材のグレードを上げれば、高まるという性能ではありません。豊富な知識と建築技術によって、高まる性能です。気密性の高い住宅の良さは、隙間風がなくなり、より断熱性が高まるだけではありません。木造住宅であっても、構造部で内部結露を引き起こす心配がなくなり、住宅の耐久性を高めます。

狭小住宅では、日当たりと風通しの為に、吹き抜けやスケルトン階段を、採り入れるケースが多くあります。そのような間取りでは、細かく区切られている間取りの家と違い、家の中の空間が大きく広がります。開放的な空間の心地よさが得られる反面、断熱性は低下します。その為、吹き抜けやスケルトン階段がある間取りにしても、暖房の熱を逃がさないだけの断熱性と、気密性が求められます。

■ 耐震性

台風や地震の揺れで、住宅が受けるダメージが少ない住宅ほど、耐震性が高い住宅です。地震の多い日本では、耐震性の高さは、どんな住宅にも求められますが、狭小住宅では、さらに高い耐震性が必要です。なぜなら、狭小住宅では、日当たりや風通しを確保するため、吹き抜けや、スキップフロアを、設計に採り入れることが多いからです。

吹き抜けやスキップフロアは、壁や床の量が減り、家の中の空間が繋がるので、耐震性が低下する恐れがあります。また、敷地内に駐車スペースを確保できず、インナーガレージを組み込む狭小住宅も少なくありません。狭小住宅に、インナーガレージを作る場合、間口いっぱいの開口部になるため、耐震性は著しく低下します。

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家族の暮らしに合わせた間取り

暮らしやすい間取りとは、家族の暮らし方に合った間取りです。家が完成してからの数年間だけではなく、長く住める家にするためには、家族の暮らしの変化を見据えた間取りが必要です。

これから子育てを始めるご夫婦であれば、子供の成長に合わせて、暮らしやすい家の形は変化し続けます。そして子供が大学を卒業して働き始、やがて独立しいけば、家族構成も変わるでしょう。ご夫婦だけの暮らしであっても、子供がいる家族ほどの変化はなくても、年齢と主に暮らし方は変化していきます。今の家族の暮らしにあっている間取り、やがて暮らしに変化が生まれた時、手軽なリフォームで、新しい暮らしに対応できる間取りを、二本立てで考えていくことが大切です。

今の家族に暮らしに合う間取りを考える際には、家族の毎日の日常を、具体的に思う描くことが大切です。友人の家に行って、とても素敵な間取りだと憧れたとしても、家族の暮らし方が違えば、自分の家の間取りには合わないでしょう。

家族の時間帯がほとんど一緒で、食事も揃って頂く家族と、家族の生活時間が、ずれている家族では、暮らしやすい間取りが違ってきます。お客様の多い家族と、来客はほとんどない家族、リビングで過ごす時間が多い家族と、それぞれの居室で過ごす時間が長い家族など、家族によって、暮らし方は異なります。

もう出来上がっている家であれば、今ある間取りの中で、つじつまが合うように生活していきますが、注文住宅では、家族の暮らしに合わせて間取りを作ります。したがって、家族の暮らし方を思い描き、効率の良い動線を作れる間取りにしなくてはなりません。

家事動線、帰宅動線、エチケット動線は、家族構成と暮らし方によって、違ってくるので、具体的に考えてみる必要があります。特に3階建ての場合、家事動線の負担が大きくなるので、洗濯機の位置や、洗濯物を干すスペースなどを工夫しなくてはなりません。リビング中心の間取りにするのであれば、家族の帰宅動線を考慮した収納スペースを作る必要があります。

また、将来、子供が独立した後の子供部屋を無駄にしないため間取り、家族の誰かに車椅子が必要になった時に、バリアフリーにできる間取りは、どんなに長く住み続けても、暮らしやすさを損なわない間取りです。

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耐震性を損なわず、自由自在に開放的な空間を創るSE構法の家

SE構法は、非常に耐震性の高い木造住宅を造る構法です。家の中に、通常の在来工法では必要とされる耐力壁を作らず、枠の部分を頑強に造るという工法です。枠部分が頑強なので、吹き抜けや、インナーガレージなど、狭小住宅によく使われる広い空間を、自在に造れます。

ホープスは、SE構法を、「耐震性を脅かさず、東京の狭小授住宅の問題点を克服できる構法」と考えています。空間の自由度が高いので、デザイン力も自由に羽ばたけます。東京で、狭小住宅を建てようと考えている方には、ぜひ、SE構法で自由で安全な家、快適で、楽しさに溢れる家を実現してもらいたいと考えています。

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ホープスの狭小住宅への想い

東京 狭小住宅 吹き抜けのあるリビングホープスは、狭小住宅での快適な暮らしを実現させたいという思いで、すべての住宅の建築に向き合っています。根本にあるのは、狭小住宅での快適さとは、無駄を省いたシンプルな暮らしにあるのではないかという考え方です。

敷地の形、道路や周辺の環境に合わせて、日当たりと風通しの良い家、プライバシーを確保できる家、高いインテリア性と優れた住宅性能を持つ暮らしやすい家、安心して暮らせる防犯性の高い家をご提案します。

狭いから快適さをあきらめるのではなく、より快適な暮らしを目指して、施主様のご希望に沿った家にしていきます。

狭小住宅としての参考になる建築実例がたくさんございます。ぜひご覧ください。

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著者情報

清野 廣道

清野 廣道

株式会社ホープス代表 
一級建築士
横浜市出身・1995年7月ホープス設立
限られた敷地条件を最大限に活かした、風・光・緑の感じることのできる空間提案を心がけています。

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