ホープスが東京に建てた狭小住宅の建築実例をケース別にご紹介します。どの住宅も、重量木骨SE構法で建築しました。SE構法の住宅は、在来工法の木造住宅では実現できない壁のない開放的な空間と、どんなに大きな地震にも揺らがない高い耐震性を持つ快適で安全な住宅です。
吹き抜けのある家
狭小住宅において、日当たりと風通しの良さを確保することは、良好な室内環境の維持のために、欠かせない要素です。特に、3階建ての狭小住宅では、3階で採り込んだ陽射しを、1階、2階に届けなければ、晴れた日でも、照明をつけなくてはなりません。
吹き抜けは、3階からの陽射しが、1階、2階にまで降り注ぎ、明るい家を作り出します。また、空間が縦に広がるので、天井による圧迫感がなくなり、開放的な空間が実現します。ホープスは、周辺の環境、敷地の広さ、建物の階数などに合わせて、生活環境を調える為、必要な場合には、吹き抜けをご提案しています。
アメリカン好き狭小住宅
敷地面積 約10坪 延床面積 50~65㎡ 木造3階建て
アメリカ西海岸の家というイメージを基に造られた狭小住宅です。約10坪のコンパクトな土地に、広さも、高さも、敷地のキャパシティーを最大限に活用した住宅が実現しました。外壁は、欧米の木造建築に外壁として受け継がれているラップサイディングです。板を1枚1枚重ね張りして仕上げました。インテリアの一部にはブリックタイルを採り入れ、アメリカンテイストがたっぷり詰まった家です。
吹き抜けのある2階と3階の壁の無い開放的な空間には、リビングにある吹き抜けからの明るい陽ざしが溢れています。天空率計算を行って道路斜線制限による高さ制限を突破して確保した3階からは、スカイツリーが眺められます。
光の降り注ぐ家
延床面積80~100㎡ 木造3階建て
建物が密集しているなかでいかに光を取り入れていくかをテーマに家づくりを進めた住宅です。住宅の中心設けた、縦長のスリット窓と上部のトップライトが、光が降りそそいでくるような明るい空間を作り出しました。
階段が中心にあるので、ダイニングキッチンとリビングの間に緩い区切りができ、リビングを客間として使いやすい間取りになりました。
スキップフロアがある家
スキップフロアは、床に段差をつける設計の手法です。空間が横に広がるので、家の奥まで光が届き、風通しも良くなります。また、敷地が狭い場合には、床面積を有効に使えることや、収納スペースが増えること、段差を利用して椅子のように使えることなども、スキップフロアの魅力です。
スキップフロアがキャットタワーになる、こだわりの狭小住宅
敷地10坪 延床面積約55~60㎡ 木造3階建て
ハウスメーカーに匙を投げられてしまった狭小地に建築した住宅です。建て直す前は、電気をつけないと昼間でも薄暗かった家が、自然光が降り注ぐ家に生まれ変わりました。予算内で、満足度100%の家が完成した秘訣は、依頼する側と依頼される側の密なコミュニケーションです。家づくりプラン作成の打ち合わせを重ることで、心残りのない家づくりが実現します。
スキップフロアでつながるリビングダイニングのある家
延床面積100~115㎡ 木造3階建て
僅かな高低差のある敷地に建築した住宅です。ダイニングキッチンとスキップフロアでつながるリビングでは、段差に腰掛けたり寄りかかったりしながら、ご自分のスタイルでお使いいただけます。
ビルトインガレージのある家
東京に住む人にとって、駐車スペースの確保は、重要な問題です。狭小敷地の場合、庭に駐車スペースを確保できない場合が多いからです。近隣で駐車場を借りれば、自宅と駐車場の間を往復しなくてはならず、駐車場の料金も、大きな出費になってしまいます。雨の日や、荷物の多い日には、特に大変です。
狭小敷地で、庭に駐車するスペースを確保できない場合、ホープスはビルトインガレージをご提案しています。家の中に駐車できるので、雨の日でも楽に乗降できます。愛車を雨風や紫外線の影響から、守ることもできます。
狭小でも2台駐車の家 延床面積
65~80㎡ 木造3階建て
『間口の小さい敷地で車を2台駐車したい』という御要望にお応えして、1.5階分のピロティに立体駐車場を設置しました。立体的に車を配置したので、1階にも個室空間がとれました。ピロティにより生じた0.5層分は、収納スペースとして活用でき、十分な収納を確保できました。
狭小ガレージの家 延床面積
65~80㎡ 木造3階建て
『明るく開放感のあるリビングをつくりたい』という御要望に応え、採光と開放感を確保することをテーマに家づくりを進めた住宅です。ハイサイドライトと吹き抜けの組み合わせで、明るく、開放感のあるリビングが生まれました。限られたスペースの中で確保したガレージには、夜の暖かい灯りが外観を演出するグレーチングの引き戸がついています。
ホープスはSE構法で狭小住宅を建てています。
東京の狭小住宅には、生活環境を快適にする為に、様々な設計の手法が必要です。安全で、快適な狭小住宅を造る為に、ホープスがたどり着いた結果が、SE構法の住宅です。ホープスは、東京都内に、SE構法の家をたくさん建ててきました。どの家も、設計者が自在に空間を操れるので、デザイン性が高く、快適で、安全な家です。
阪神大震災での木造住宅の被害の大きさをきっかけに開発されたSE構法で建てられた家は、その後に発生した大地震の際に、どの家も壊れませんでした。狭小住宅を建てるなら、SE構法で建てることを強くお勧めします。
ホープスの狭小住宅への想い
ホープスは、狭小住宅での快適な暮らしを実現させたいという思いで、すべての住宅の建築に向き合っています。根本にあるのは、狭小住宅での快適さとは、無駄を省いたシンプルな暮らしにあるのではないかという考え方です。
敷地の形、道路や周辺の環境に合わせて、日当たりと風通しの良い家、プライバシーを確保できる家、高いインテリア性と優れた住宅性能を持つ暮らしやすい家、安心して暮らせる防犯性の高い家をご提案します。
狭いから快適さをあきらめるのではなく、より快適な暮らしを目指して、施主様のご希望に沿った家にしていきます。
狭小住宅としての参考になる建築実例がたくさんございます。ぜひご覧ください。