料理好きな方やおしゃれ好きな方は、家づくりの過程の中でキッチンに対するこだわりを強くお持ちの方が多くおられます。デザインや引き出し・シンク・コンロなどの各要素の配置はもちろん、細部の収納に至るまで、とことんまで自分の好みや趣向をキッチンに表現したいという方は多いのではないでしょうか?では、狭小住宅のキッチンを考える時、スペースの問題から全てのこだわりを盛り込むことを断念してしまう必要があるのでしょうか?その答えが、この記事の中に詰まっています。狭小住宅のキッチン作りについて一緒に考えてみましょう。
狭小住宅に向いた暮らし方とは?
狭小住宅は、書いて時の通り「狭く」「小さな」住宅のことです。「窮屈」「我慢しなければならない」「おしゃれなどとは無縁」などというマイナスなイメージをお持ちの方が意外と多いのではないでしょうか?
実は、そうではありません。確かに敷地面積は絶対的に狭いため、広大なキッチンや大規模なホームパーティを開催できるような間取りにすることは不可能にしても、「自分らしさ」を追及して、楽しく、こだわりを凝縮した家を作ることは十分に可能です。そのために必要な考え方・暮らし方をご紹介します。
物は必要最小限でシンプルな暮らしを
狭小住宅に限らず、全ての住宅では収納スペースが限られています。「物を捨てられない」「片付けられない」といった暮らし方からは脱却しましょう。身の回りの生活雑貨やに日常生活に必要な物は、最低限で良いのです。たくさんあっても、持て余してしまいます。
「断捨離」をすることは、不要なものを廃棄して収納スペースが確保できるというだけではありません。ありとあらゆる物に囲まれ、物に縛られた暮らしから自身を開放することによって、自由度の高い、効率的な暮らしを送ることができます。狭小住宅に住む以上は、物に縛られていてはいけません。シンプルな生活を意識して実践していきましょう。
家族との絆を感じながら
家族は、一つ屋根の下で一緒に生活をしていきます。家族が仲良く、共に楽しく生活することは、豊かな人生を送る上では必須のことです。
狭小住宅は、一つ屋根の下で生活する家族同士の距離が近いという特徴があります。これは言い換えれば、お互いの息遣いや感情の動き、体調の変化などを敏感に察知できる距離にあるということです。狭小住宅に住む以上は、共に暮らす家族に対して無関心ではいけません。何かあった時には支え合い、誰かが嬉しい時には共に笑い合い、誰かが悲しい時には寄り添ってあげる。こうした互いの気遣いなしには、狭小住宅の暮らしは窮屈そのものになってしまいます。
スペースを有効活用する工夫を
狭小住宅では、収納スペースが広く取れない場合があります。だからこそ、限りあるスペースを有効活用して収納スペースに充てたり、収納スペースを作り出す工夫が必要になってきます。
階段下スペースや屋根裏のスペースなど、自分では気が付かないだけで多くの余剰スペースが存在します。そうした細かい部分に目を向けて、収納スペースを自ら作り出す工夫が大切になってくるのです。
HOPESの狭小住宅キッチン実例
HOPESで建築した狭小住宅のキッチンには、狭小住宅で暮らしていくための知恵や工夫が盛りだくさんになっています。もちろん機能性だけではなく、おしゃれや家事動線にもとことんまでこだわって設計されています。実際のキッチンの実例をお見せしましょう。
家族との絆を感じられるLDK
家族との絆を一つのテーマにしている当社では、画像のようにキッチンで料理をしている人とリビングでくつろぐ人が近くでコミュニケーションを取りながら楽しめるような空間づくりも得意としております。見ているだけで、料理中のお母さんと、その後ろで楽しく遊ぶお父さんとお子さんの笑い声が聞こえてきそうですね。
階段下スペースをキッチンに
階段下は狭小住宅にとって、有効活用すべき絶好のスペースと言えます。その階段下にキッチンを配置したのが画像の実例です。階段のデザインもおしゃれですが、壁面や上部に収納スペースが確実に設けられており、狭小住宅ならではのキッチンといった感じですね。
アイランドキッチンでおしゃれに
アイランドキッチンはI型キッチンに比べると省スペース性は高くないものの、シンクやコンロの上部に収納や間仕切り壁がないため、画像のように空間を広く見せることが可能になります。こちらのフロアを完全にLDKのみのフロアと位置付け得ることによって、こうしたおしゃれな配置をすることも可能です。
スペースが少ない場合はI型キッチンを
やや狭めのLDKですが、スペースをそこまで取らないI型キッチンの採用により、家族がくつろぐスペースも確保しています。I型キッチンの利点は、キッチンに割くスペースを節約できる上に、LDKの空間を共有した状態で料理ができることです。
LDKの構成で家族の過ごし方が変わる
画像のようなLDKの構造だと、家族の一体感がより強まりそうです。キッチンにも多くの収納スペースが確保されており、狭小住宅のキッチンのお手本のような画像と言えます。
HOPESの狭小住宅へのこだわり
実際のHOPESのキッチン施工例をもとに、キッチンに対するこだわりをお伝えしました。いずれの画像も狭小住宅と呼ばれる部類の家のキッチンですが、その手狭さを感じさせないスタイリッシュなデザインや、収納スペースへの最大限の配慮、そして家族の絆を感じやすいような設計に気付いていただけましたでしょうか?
単にスタイリッシュなだけではなく、単に多くの収納スペースを確保しているだけでもない。お客様がキッチンに求める要素を高次元で満たしていくのが、HOPESの家づくりの根幹にある思いなのです。
HOPESでは、これまでに多くの狭小住宅の建築に携わってきました。建売住宅では、おしゃれでスタイリッシュで、なおかつ家族の絆を充分に感じられるようなキッチンを備えた狭小住宅に巡り合うことはなかなかできないかもしれません。それでは、どうすれば理想のキッチンを備えた、自分だけの家を建てることができるのでしょうか?
「家づくりは土地探しから」と考えている人が多いかと思います。一方で当社は「夢から始める」ということをお勧めしています。「どんな家を建てたいか」「どんな間取りにしたいか」「どんなライフスタイルを実現したいか」といった要望をたくさん持って当社にお越しください。
HOPESでは、土地探しもお手伝いさせて頂いております。狭小住宅の施工実績を多く抱え、設計に力を入れているので「このデザインならこういう土地を探しましょう」「この土地にご要望を反映させるにはどうすれば良いのか」といったことを、お客様と一緒に考えることができます。
その上で、狭小住宅であっても理想の家づくりを一歩一歩進めていけば良いのです。
「家づくりを楽しみ、家を通して幸せになる」が当社のコンセプトです。家づくりを通じて、理想のライフスタイルや生き方を最大限実現するためのお手伝いをさせて頂いております。それは、「楽しみ」「安らぎ」「かっこ良さ」「わくわく感」「安心感」のある住まいを実現することにもつながると考えています。
狭小住宅の建築を検討されているなら、是非一度HOPESの建築実例をご覧ください。きっと理想の暮らしを実現するためのヒントが見つかるはずです。
まとめ
HOPESが建築に携わったキッチンの施工事例を中心に紹介いたしました。どの事例にも共通して言えることは、お客様の理想のライフスタイルやこだわりを目いっぱい反映させているということ。もちろんその基礎にあるのは、狭小住宅ならではの事情や創意工夫に精通したプロのアドバイザーがいるからに他なりません。収納やデザインを始め、家族が共有するスペースとの距離感まで、全ての要素を熟知した専門家がいるからこそ、ご紹介したような大変おしゃれでワクワクするようなキッチンが誕生するのです。
狭小住宅を検討しているなら、HOPESで希望を叶えてみませんか?