【Interview Report】ライトコートの開放感!隣の目線をカットして明るい家を実現
豊島区にお住まいのS様ご夫婦は、1歳5ヶ月のお子様との3人暮らしです。当初は中古マンションのリノベーションを考えており、その時からホープスをチェックしていましたが、いろいろ検討するうちにしばらく忘れていたそう。そこから、またホープスにたどり着くことになりましたが、どうやってたどり着いたのか、家の住み心地はどうなのかお話を伺いました。
●空間の使い方のうまさに脱帽
S様のお家に入ってまず感心するのは、段差をなくしたフラットな広い玄関。ウッドデッキでできたフラット玄関というのは、日本ではなかなか見かけません。さらに、狭小住宅では珍しいライトコートがあります。なぜこの家を作ることになったのでしょうか。
「家づくりのきっかけは、妊娠と出産ですね。以前の賃貸マンションでは狭すぎるので、これを機に持ち家を購入しようと思いました。子育て期間中は、ずっと同じ場所に住み続けたいですから」
当初は、地震に備えて、都心の中古マンションを考えていました。
「中古マンションも色々見たんですが、はもうリノベーションされた物件が多く、これを壊して自分好みに建て変えるのはもったいない。それだったらゼロから作ってしまった方が自由度が高くて良いかもしれないと思いました」
リノベーションマンションを調べれば調べるほど、自分たちの求めるものと違うなと感じていました。そんな時、SE構法をご主人様が見つけてきて、これなら首都直下地震が来ても大丈夫だと確信します。
確かに2024年、元旦にあった能登半島地震では、SE構法で作られた家を担当している会社によると、1つも壊れはなかったという報告がありました。やはりSE構法は心強い家といえるでしょう。
「さっそくSE構法に対応している3社をピックアップしたところ、その一つに『かっこいいお家を作っているホープスだ!』とすぐに思い出しました。3社のうち1つの会社は、打ち合わせに行きましたが見せてもらった事例がオシャレじゃなくて、見積もりを頼みませんでした。残りの1社は私の強い希望である『ライトコート』を“できません”と間取りにも入れてくれなかったんです」
そう奥様が言う通り、「明るくて緑が見えて、光を感じられて、お隣の目線をカット」というご夫婦が目指した理想の家には、ライトコートがどうしても外せませんでした。ライトコートの希望を入れてくれなかった会社は、郊外型の大きめの家を無理矢理小さく縮めたような間取りにも疑問を持ち、必然的にホープスに依頼することになりました。
「ホープスは、狭小住宅が強い会社だけあって、空間の使い方が上手な提案が多い」これも契約するポイントとなりました。
●家を一緒に作っている満足感
ご夫婦ともビジネスコンサルティングのお仕事をしていますが、ホープスとの家づくりは「もしうちの会社で家を作るプロジェクトがあったら、うまく仕事を進められる」そんな印象を受けたそうです。
「何より衝撃を受けたのがワークショップのやり方でした。これはもうぜひ自分たちの仕事でも取り入れたい、勉強になった」と奥様が言えば、ご主人様も
「こういうのがあったらいいなと思うのがそのまま出てくるのでなく、その言葉の意味を汲み取って、想像以上のものが出てきたのが非常に印象に残っています。いい意味でのギャップにやられました」
ご夫婦共通の意見として、「とにかく家を作るプロジェクトを一緒にやっている満足感が高く、ワークショップにはもっとお金を払ってもいい(笑)」とのことでした。
ホープスの担当者には、相談のたびに真摯に答えを用意してくれたことも非常に印象に残っているとのこと。特にキッチンカウンターは、一般的な形ではなく家電も置けるようにとカウンター付け足して長くすることを提案してくれただけじゃなく、担当者が同じ色の大理石のカウンターを用意してくれたり、海外メーカーMiele(ミーレ)の食洗機はほとんどが白色なのにも関わらず、黒色を探してきてくれたり、希望を汲んで何度も対応してくれたことが良かったとのこと。キッチンの動線は、基本的に家で仕事をしているご主人様がいちばん気に入っている場所です。
そして、段差をなくした広いウッドデッキの玄関もご夫婦のお気に入り。
ここは急遽変更して、段差をなくしたものを作ることになりましたが、これをできたのも信頼関係があったからこそです。玄関ではご主人様が家具の組み立てをしたり、奥様の趣味であるミシンなどかけたりと、思いつかないような使い方をしています。
「このフラットな広い玄関で、大きなものを搬入するときはもちろん、家具を組み立てもできるので、すごく便利です」近所の人からも、ちょっとドアの隙間から覗いてこの玄関を見て「素敵なお家ですね」と声をかけてもらうこともあるということです。
また奥様は洗面所がとても気に入り愛着のある場所になっています。自動水栓がある洗面をどうしても取り付けたかったので、メーカーセット商品にはせず。好きなタイルを選び、タオル掛けとその向かいには収納用の棚を造作で作り、大きな鏡を取り付けました。
●クリエイティブで楽しかった家づくり
無事、引き渡しとなった日は、引っ越し日だったため非常にバタバタそうですが、1〜2ヶ月経ってから「この家に引っ越してきて、本当に良かった」と実感している毎日だそうです。新居では、1階にそれぞれのワーキングスペースがあり、2階には寝室と水回り、3階のリビングではくつろげる空間となっています。そのためリモートワークで仕事をする空間とくつろげる空間を分けられたので、オンとオフの区別がはっきりとつけられるようになりました。
また、以前はなかなか子供が家で遊ぶ場所がなかったので、児童館に連れて行ったりして連れ出していましいたが、子供がのびのび遊ぶスペースができたのもうれしいところだと教えてくれました。1階にある子供部屋は、将来お子様が増えた時のために、分けられるようになっています。
では、ホープスとの家づくりを振り返ってみてどうだったんでしょうか?
「短い期間で決めなくてはいけないことも多くて大変だったんですけど、すごくクリエイティブで楽しかった」とご夫婦ともに口を揃えます。
また、想像以上のアイデアや提案があったことも非常に嬉しく、ホープスに絶大な信頼感じました。いつもホープスでは、100点ではなく、130点を取る。社内の会議において、次はこれを提案しよう、宿題をだそうと相談していますので、これはかなり嬉しい感想です。
今日のインタビューは「次の提案のエネルギーになります」と担当者も喜んでいました。
ライトコートからは、青空がとてもきれいに輝いていてお隣の存在は感じません。コンセプト通り「緑と光が感じられる家」が出来上がったようです。
Interview|光の抜けるライトコートがあれば狭くなってもいい。
Photo|外部から閉ざした自分たちだけのライトコートのある10坪の家