【Interview Report】好きなものでカラフル! ディテールまでこだわった個性あふれるポップな家
北区にお住いのH様は、2歳とまだ4ヶ月の赤ちゃんのお子様との4人家族。
最寄りの駅から徒歩5分ほどの静かな住宅街にあるH様邸の真っ赤なドアを開けると、すぐにカラフルなインテリアが目に飛び込んできます。
ご夫婦ともに大好きなグル〜ミ〜のぬいぐるみやグッズがたくさん飾ってあり、奥様はヴィヴィアン・ウエストウッドの大ファン。
その趣味が大いに反映されているこの家がどうやってできたのか、ホープス代表の清野氏と担当者がご夫妻に聞きました。
●やりたい希望を全部言ってみた
赤い階段に色とりどりの塩ビタイル。ソファや照明にもカラフルな色が使われ、至るところに趣味で集めたぬいぐるみも飾られています。これはもうかなりのこだわりがあるかと思いましたが、どうなんでしょう?
「実はあんまりこだわってないんです(笑)。ただ自分達の嫌いなものを置きたくないだけ」
そういうH様は、ご夫婦だけの生活の時は、外出が多く、家は帰って寝るだけだったそう。ところがお子様が生まれて、土地を買ったと同時にコロナ禍でステイホームが叫ばれるようになりました。そこで家の重要性に気付き、家づくりに本腰を入れていくことになります。
いくつかの工務店さんを巡った後、契約を済ませ建てる寸前まで行った会社もありますが、もう一度考え直す機会があり、ホープスへ行くことになります。
「調べれば調べるほど、ホープスさんにはいいことしか書いてなかったので、こんな会社あるの?本当なの?ここが最高峰なら、ぜひ話を聞いてみよう」そう思ったのがきっかけでした。高い評価に半信半疑だったこともあり、初回面談の時には、他社で断られたやりたいことを思いきって全部言ってみることにしました。
「“クイーンサイズのベッドを寝室に置きたい”“お風呂の大きさを1616(一坪タイプ)にしたい”などの要望をダメ元で言って見たところ、ホープスさんから出てきたプランには全部盛り込まれていました。特にカッコイイと思ったのは、斜め傾斜の外観。この時はもう本当に驚いて、ちょっと予算オーバーだったんですが、もうここしかない!という感じになりました」
ホープスでは、お客様の生き方に本気で向き合い、その方が幸せに楽しめる暮らし方を提案してくれます。何度も打ち合わせを重ねて、赤い階段、色とりどりの塩ビタイルのコラージュ、派手な色のトイレの壁紙などは全てホープスからの提案でした。この振り切った提案をH様は見事に気に入っていただけました。
●楽しすぎた打ち合わせ
設計契約後に行われた打ち合わせはとてもエキサイティングだったと振り返ります。
「毎回、フワッとした希望と、家のイメージにぴったりだった洋書【MORE IS MORE】を見てもらったりしただけなのに、何倍にも具体的に良くなって返ってくる。今度は何がでてくるんだ、とびっくり箱みたいな感じでした」
毎回の打ち合わせが楽しすぎてついつい時間オーバー。後の時間に待ってくる方にとても申し訳なかったほど、と言うほど盛り上がった理由を奥様が教えてくれました。
「私たちの潜在意識に耳を傾けてくれたんです。私は性格上曖昧なニュアンスでしか表現できなかったんです。逆に夫は理論派タイプで好き勝手に要望を言ってしまった。でもその希望のディテールを入れてくれるだけではなく、さらに想像の上を行くアイデアの提案が出てきました」
ホープスの家づくりの情熱に圧倒されたことも度々あったということでした。
そもそもなぜH様は他の会社を断ったのかというと、大手だとチームの連携がうまく行ってないのでは?という不信感が出てきてしまったからです。もし何かあったら責任の所在が分からないというのが急に不安になり、建てる寸前までいった会社はキャンセルしました。ではホープスではどうだったのでしょう?
「設計までとてもスムーズだったんですが、工事期間中にウッドショックにぶつかってしまった。そこで価格高騰など、社会情勢的にいろいろなことがあったんですが、きちんと信頼関係を築けていたので乗り越えられました。何か問題があっても真摯に説明してくれたので本当にホープスさんで良かったと思いました」
●木の床で思いきりハイハイして欲しい
新居の引き渡し時に、奥様は2人目のお子様の出産で入院中でしたが、家に帰ってきた時はどんな気持ちだったのですか?
「家に初めて帰った時は、居心地の良い他人の家みたいな、夢のような感じでした」
そういう奥様に対して、ご主人様は
「ものすごいしっくりきました。家ってこんなにも快適なんだ(笑)と思いました。あと細部まですごい考えられていますね。手すりの穴を塞いでくれてたり、本当にちょっとした細かいところなんですが、見た目だけじゃなく機能性にも優れていました」
今、H様ご夫婦は、「木ってとても気持ちいいんだ」と実感しているそう。階段などに使う木を赤色に塗るため、ホープスから提案されたいくつもの染料のサンプルの木片を吟味する機会があり、段々と愛着が湧いてきました。そんな自分の好きな色が入った木がある家に住んでみたら、ますます好きになってしまったのです。木の床も感動するくらい気持ちよく「安心して子供がハイハイできる」と喜んでいました。
120点の家!とお褒めの言葉をもらいましたが、もし悪かったところを上げるとすれば?と意地悪な質問もしてみました。
「もしも子供たちが大きくなって家を建て替えることがあったら、目が肥えちゃったからもう他に頼めないことかな」
今後、お子様が大きくなって、家具や小物が増えていくとどんな変化をしていくのかが非常に楽しみな家でした。