【Interview Report】北側最高(採光)!頂側窓で優しい明るさを感じる家

もうすぐ1歳になる娘さんと3人暮らしのO様の家は、北区の閑静な住宅街にあります。2階を全部使った広いリビングの上にある斜め天井がとても印象的ですが、聞けばO様ご夫婦はそろって建築のプロ。なぜホープスに頼もうかと思ったのか、家づくりはどうだったのか、ホープスの清野氏と担当者がご夫婦に話を聞きました。

 

●まずは自分たちで考え、実現したい

ご主人の実家の目の前の土地が偶然タイミング良く売りに出ていたので、購入したO様。そこからすぐにご夫婦で住む家を描き始めました。施設設計をされているご夫婦は毎週のように週末になると2人でプラン(間取り)を考えていて、考えたプランは合計で10案以上にもなったそうです。そして、ある程度自分たちの考えや思いをまとめてからパートナー探しを始めました。

「単純におしゃれっぽい家を作っているところはたくさんあったので、構造をSE構法に絞って、その中からホープスを見つけ出しました」

ホープスに相談へ行く以前には、ハウスメーカーや地元の業者にも相談していたので、ホープスに辿り着いた時には、家のイメージやプラン(間取り)がほぼ頭の中でできている状態でした。しかし、そのイメージを実現できる会社はほとんどなかったとか。

「耐震性を守りつつ、自分たちの好きなように空間をつくれる、構造に無理がきく構法がSE構法だったんです。その中でも、ホープスさんは、SE構法だけではなく、設計の自由度にもあった、だからホープスさんに決めたんです。」とご主人は話してくれた。

「高さを確保するために天井を斜めにしたので、天井の低い位置で梁が出てこないように高さをキープしたいなと思っていましたが、他の会社ではどうしても構造上梁が出ると言われてしまいました。言っていることはわかるんですけど、やっぱりちょっと引っかかっていて、本当にそうなのか?と思っていた部分がありました。」

「構造だけではなく、きちんと会話をしつつ、アドバイスももらいながら一緒に作っていきたいとも考えていたので、そういった点がホープスさんと合っていたんだと思います。」

清野氏いわく、ホープスでは、基本的に「これはできません」と言わないようにしています。「こうしたらできる」と、なんとか試行錯誤してお客様の要望に答えるようにしているのが大きな特徴です。今回のO様リビングでも梁のない斜めのきれいな天井やプロならではの要望に対しても同様に作り上げました。今までも建築家の物件を作り続けている経験というのも頼もしいところかもしれません。

実施設計では、ご夫婦ともに建築関係のお仕事をされているので、打合せでもらった図面を家に持って帰った後、図面に赤ペンでチェックを入れて「ここはやり過ぎ、ここはこうやろう」というやりとりを夫婦の間でもホープスとの間でも繰り返しました。こうしてできた家は、プロならではの細かい収まりが詰まった家となり、とても素敵な空気が流れているなと感じます。

●洗濯は家干しで家事をとにかくコンパクトに

O様の家の水回りで良いアクセントになっているタイル遣いです。こちらはご主人様が知り合いのメーカーさんからサンプルをもらって、奥様がセレクトしたそう。普段からタイルなどをチェックしているだけあって、毎日使う洗面所やキッチンが爽やかな気分になりそうです。

O様ご夫婦のこだわりは何だったんでしょう。

「脱衣、洗濯、干す、片付けるをすぐにできるように、家事動線を短くしました。共働きなので、家事にかける時間をできるだけコンパクトにしたかったんです。ウォークインクローゼットも近くにありますので、非常にコンパクトにまとめています」

奥様は家事がいかに円滑にいくかを考え抜き、特に洗濯物に関しては、ベランダではなく、家の中に干すと割り切ってそのための場所を作り、動く距離を小さくすることにしました。

とても具体的なことを挙げた奥様に対して、ご主人様は、

「あまり大きくない建物だとわかっていたからこそLDKはシンプルにしたかったので、2階はちまちまさせずにシンプルに一間(ひとま)遣いにしたことです。天井も高くしたので、気持ちよさがあります」

クローゼットなどの洋服類は全て1階に収納。そして畳スペース下はたっぷりと入る収納になっているので、LDK(リビングダイニングキッチン)はゆったり広々とした空間を確保。

また、コストを抑えるために削らなければいけないと考えていたバルコニーもホープスとの面談が「何をしたいか?」から始まったことにより、もう一度やりたいことが何かということに立ち返ることができたので残すことに決めたそうです。

「バルコニーは、予算をかけて作っても使わないんじゃないかなと思っていたけど、そんなことはなかったですね。子供も産まれてバルコニーに連れ出したらすぐに泣き止むのでやっぱり作って本当に良かったです。何より目の前の桜の木があるので、春が楽しみ」

嬉しそうに桜の木のことを指差しながら、教えてくれました。

外で洗濯物を干さないぶん、バルコニーはいつでも使える状態なので家を建ててから使い方がいっぱいあることに気づき、夫婦でどんどん話が広がり、今後バルコニーではビニールプールを置いたり、焼き鳥を焼いたりと使っていくことをたくさん考えているそうです。

●一緒に家づくりをしたからこそできた家

家がやっとできあがった瞬間、ご主人様は「予想通り。頭の中で考えたことがそのままできた」とクール。

「この仕事をしているからかもしれないけれども、出来上がっていくことへの感動というよりも予想通りできたということは、イメージとずれがないものができたということだと思うので、うれしかったです。」

工事中はお子様を妊娠中だった奥様は「建て方の途中までしか現場を見れていなかったので、すごく狭くなるんじゃないかと不安だったけど、思ったより広くて良かったです。窓と天井高のせいかもしれないですね。あとキッチンの作業台は使い方をあまり想定していなかったんですがリビング側に作業台があることにより子供の様子も見えるので、家事をする際にも使って大活躍しています」

ホープスとの家づくりを振り返ってもらうと、感覚がマッチしているかなという想いもあってホープスと一緒の家づくりをスタートし、本当に感覚的に近かったと実感することが何度もあったそうです。

「アイデアをぶつけあう中で、小さな違和感があると、やっていくうちにその違和感が大きくなると思うんです。それで、大きくなった違和感はどうしても問題になってしまうので、その違和感を感じずにアイデアをぶつけ合いながらやっていけました。それに、ホープスは事例をいくつも見て分かり合っていたので、いい感じにできてよかったです」とのことでした。

ホープスは、作る家の件数も限られているので、お客様と一緒に家づくりをしていける方向性を目指していると清野社長は言います。

O様の家は、今はあえてまだブラインドも付けずあっさりしていますが、ここから楽しみながら作りあげていく予定。

「まだ、色々なものがそろってなくて余白がいっぱいあるので、今からゆっくり余白を埋めていきたいです。余白をどう埋めていくかが楽しみです」

家が完成して、可愛いお嬢様も産まれて、心穏やかな暮らしを手に入れたように見えました。

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