【Interview Report】超都心の狭小住宅!どこにいても家族を感じられる家
港区の都心にありながら、静かな住宅街の一画にあるA様の住宅。目の前にはお寺の広々とした素敵な庭があり、窓からその景色を眺められます。
2階にある解放感があるリビングには、小さな吹き抜けから光が差し込むところに観葉植物が置かれ、小上がりでは4歳のお子様が遊んでいました。ご夫婦ともにホープスでの家づくりは、振り返るととても楽しかったそう。どうやってこの家ができたのか、お話をお伺いしました。
●設計施工を一貫してやっている会社に信頼
実家の土地が好きだったので、将来はぜひ住みたいと思っていたA様。お子様の成長をきっかけに、実家の横に家を建てることを決意します。
一般的なハウスメーカーでは、9坪の土地で、狭小住宅は建てられないと思い会社探しをスタート。数ある会社の中から信頼して選ぶ基準は「会社の設計と施工を一緒にしている」でした。
そこでA様のご主人様は、設計と施工をやっていてホームページでも印象の良かったホープスに行き、ワークショップにも参加。そこで自分達のライフスタイルを見直してみたところ、どういうリビングがいいか、どんな家が欲しいのか、かなり細かなイメージが固まってきました。
「潜在的なニーズとエッセンスを汲み取ってもらって、それをパズルのように紐解いていただいた」それがこの家だと胸を張ります。
A様夫婦は、準備段階から夫婦でしっかり話し合って方向性を決めていました。好きなものや欲しい機能が明確にするためにノートを作り、それを元に家づくりをしたのですが、やりたいことが打ち合わせでさらにブラッシュアップされました。
「会議室ではなく、ホープスさんのオフィスという落ち着いた空間での打ち合わせは、非常に話しやすかったです。自然に言葉が出てきた」とご主人様が言えば、奥様も
「次の打ち合わせたまでに色々探したり考えるのも楽しいし、打ち合わせから帰る車の中でも『壁紙どうしよう』『タイルどれがいいかな』とかそういったことを話すのも楽しかった。」
打ち合わせを重ねるうちに、奥様は“あれ、社長と主人が似ている!”ということに気付いたとか。それだけ信頼して、家づくりのことを本気で話すことができたようです。
●既存の家具の寸法を出してピッタリと配置
打ち合わせでは、ご夫婦が話し合って用意してきたノートから細かく要望を伝えました。
「要望でどうしても入れられない場合は代替案を出してくれたことも非常にプロフェッショナルで頼もしかった」とご主人様。思い入れのある家具を買い替えることをしたくなかったので、既存の家具の寸法を全部出して、ピッタリと入れてくれたのもとても嬉しかったそう。
中でもA様が100%具現化してくれて良かったというのは、2階の広々としたダイニングキッチンです。
「土地が狭いのでリビングの吹き抜けがなくなるかなと思いきや、きちんと作ってくれました」
この吹き抜けがあるおかげで、奥様とお子様が部屋にいなくても、距離を非常に近くに感じるということでした。
1階には寝室と水周り、2階がキッチンとリビング、3階には子供部屋ともう1部屋。この予備の部屋のようにお子様が成長した時、気が変わった時など、追加しやすい仕様になっているのも気に入っている点だと言います。では、A様こだわりの箇所はどこになるのでしょうか?
「オープンキッチンとキッチンのタイルです。かなりディスカッションして決めましたね。あと天井の高さを高くしたかったので、梁を出して天井高を実現しました。なんといってもテラス、窓。目の前の庭を見放題なので、よく見えるように窓をつけていただいた。鉄骨の階段と黒い外観をイメージ通りに作ってくれた」とどんどん出てきて止まりません。
ご主人様がいくつもの箇所を上げることに対して、奥様は具体的です。
「収納がとてもやりやすい点ですね。また娘がすごい気に入っているのは、リビングの小上がり。ここによくいます」
ひとつだけ心配だったのは、天井の梁の色が薄かったこと。A様が持っている濃い色の家具と薄い色の梁が同じ空間で合うのかと心配していたのですが、とても馴染んで今では気に入っている家の一部だといいます。
●何十年後かに変貌する家も見てほしい
ホープスとの家づくりは総括してどうだったんでしょうか?
「打ち合わせ一つひとつにストーリーがあって、家の中全てに思い出ができました。家を建てて終わりじゃなくて、ライフスタイル作りを提案していただいた。だから何十年後にこの家がどう変貌するのかも見て欲しいですね」
そうご主人様が言えば、奥様も同じ想いだったよう。
「家づくりはとにかく楽しかった。図面だけ見ていた時は、狭いなあ大丈夫かなと思いましたが、段々と出来上がると思ったより広いと思います。どの空間にも思い出が詰まっていて、全てが良い思い出。この家が今後、どういうふうに変化していくか見てほしい」
家づくりは、シビアなことも多い中、「楽しい」が出てくるのは嬉しいこと。清野社長も【幸せを提供するのがうちの仕事】だと、スタッフ含めて話していたので、それを実際に聞けたのは非常に嬉しいと、ホープススタッフも喜んでいました。