カテゴリ:中庭・テラスの建築実例

季節を楽しむ場所として、中庭やテラスは住宅の印象をより素晴らしいものに演出してくれます。自宅にいながら新鮮な空気や太陽の光を感じられる建築実例を集めました。

【 中庭・テラス 】

中庭やテラスは、1階部分の居室と外部空間を繋げるスペースです。住宅の形状によって、異なる中庭が生まれます。

中庭のある家の形状

コの字型 

三方を建物が囲み、一方が外に向かって開かれている中庭です。狭小敷地には、間口が狭く、奥行きの長いウナギの寝床のような土地が少なくありません。そのような敷地に建てる狭小住宅には、家の奥に陽射しと風が届きにくいという問題があります。そのような問題を解決する方法として、コの字型の家、中庭のある家にするという選択肢があります。

また完全分離型の二世帯住宅の共有部分として、中庭を取りいれることもできます。完全分離型の二世帯住宅では、中庭を共有部分にすることで、2世帯の間に自然な触れ合いが生まれるからです。二世帯住宅には、完全同居型、部分共有型、完全分離型がありますが、少人数の暮らしに慣れている現代の家族には、完全分離型が好まれる傾向にあります。

しかしながら完全分離型には、それぞれの世帯のプライバシーを尊重できるという良さがある一方、あまりにも自然の触れ合いがなくなってしまうという面もあります。他人の家が2軒並んでいるような状態の二世帯住宅を、中庭を共用スペースにすることで、自然な触れ合いを生む完全分離型二世帯住宅にできます。

ロの字型

すべての面を家に囲まれている中庭です。反対に考えれば、家のどの部分も中庭に面している家です。プライバシーが守れるので、どの部屋の窓も、外部からの視線を気にすることなく解放でき、大きな開口部を持つ浴室も実現できます。この形の中庭にするためには、広い敷地が必要です。

中庭のある家の良さ

どの部屋にも、陽射しと風が採り入れられるので、家中が明るく、風通しの良い環境が作れます。

加えて、住宅地では、庭で寛ぎたくても、周辺からの視線が気になり、寛げないという環境にある家が少なくありませんが、中庭ならプライベートな空間なので、視線を気にすることなく寛げます。

中庭のある家の注意点

明るく風通しの良い中庭のある家には、注意しなくてはならない問題点もあります。

生活動線

家の中の動線が、庭で途切れてしまい、移動するたびに回り込まなくてはならない、というような生活しにくい家になってしまう恐れがあります。中庭を挟んだ居室から居室への移動経路を考えておく必要があります。

室内環境

冷暖房が必要ない季節には、窓からの風で快適な室内環境を維持できますが、それ以外の季節には、冷暖房の効率が低下する恐れがあります。

中庭がある分、一般的な間取りの家より、窓の数が多くなるからです。窓の数が多いということは、緑や空を室内から見られる良さがある代わりに、熱が出入りする量が増えるという問題も生んでしまいます。家に出入りする熱の多くは、窓を通るからです。窓が多ければ多いほど、冷暖房の効率は低下してしまいます。冬は暖房の熱が逃げて寒い家、夏は直射熱が侵入してきて暑い家になってしまいます。

中庭のある家が、冷暖房の効率を落とさず、冬は暖かく、夏は涼しい室内環境を維持するためには、断熱機能の高い窓を採用することが大切です。

テラスのある家

リビングの掃き出し窓からつながるテラスのある家は、リビングの延長としてテラスが使えるので、広々とした気持ち良いリビングにできます。

屋根付きのテラスにすると、雨の日でも子供を遊ばせたり、洗濯物を干したりもできます。

テラスを作る場合、建材選びによって、使い勝手が変わってきます。ウッドデッキは、炎天下でも裸足で歩けないような熱さにはならず、雨が降っても滑らないことや、庭の緑に映える風合いの良さから人気があります。

タイルのテラスは、カラーバリエーションと質感が豊富だという魅力がある一方、雨が降ると滑りやすいという面もあります。

関連カテゴリ: 屋上 バルコニー・ウッドデッキ

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