地盤調査立ち合い
2012年10月18日(木)
深まる秋。
今日は、プランのご相談をいただいているお客様より地盤調査のご依頼を受け、
調査に立ち会ってまいりました。
建物を支える地盤。建物の構造を強固に作っても、この地盤が柔らかく弱いと、
建物が沈下してしまいます。建物の基礎より以前に、まずは地盤がしっかりしたものであること。
そのための検査が、地盤調査です。
地盤調査の方法は複数ありますが、本日おこなったのはスウェーデン式サウンディング試験。
北欧スウェーデンの国有鉄道で採用されたのが名前の由来とのこと。
日本では、JIS規格に制定され(JIS A 1221 )、住宅建築の際の地盤調査の多くがこの試験によって実施されています。
配置図を見ながら、基礎がとおる複数個所にマーキングします。
測定する地点にスクリューを立てて一定の荷重を加えていきます。
スクリューが何㎏で何㎝貫入するか、また何回転させると何センチ貫入するかを測定していきます。
スクリューが硬く締まった層に達して、進まなくなったところでスクリューを抜きます。
スクリュー先端についた土。この地点約4.5m深さの地質は粘性土のようです。
スウェーデン式サウンディング試験は、短期間で行うことができ費用も安価で、
木造建築ではもっともポピュラーな地盤調査法です。
今後、調査結果をまとめて判定した報告書を待ち、地盤改良工事の必要性、適切な方法などを判断します。
改良工事には費用がかかってくることもあり、お施主様にとって重要なポイントとなってきます。
その結果がプランに反映されることも。。。。
良い結果が出ると良いですね!
ホープスのホームページにもぜひお越しくださいね!
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