狭小台形敷地でも叶う。赤坂のモダンハウス(2021.09竣工)

防蟻処理

中間検査は無事合格し、本日は防蟻(ぼうぎ)処理を行いました。

地面から1mの柱や土台部分にシロアリが嫌う薬品を撒いて、木材部分を食べられないようにします。写真はその薬品を散布した様子です。

お家は雨・風・地震・蟻など様々な外的要因から守らなければなりません。
住んでしまうと見えない細かいところにも様々な工夫が凝らされています。

防水下地

本日はバルコニーの防水下地工事を行いました。

前回レポートの屋根と同様、バルコニーも雨漏りが起きやすい場所なので、間違いがないか入念にチェックしていきます。

この防水はFRP(繊維強化プラスチック)防水と呼ばれるものです。軽量性・耐久性に優れ、自動車や電車にも使われています。
写真は雨で防水の下塗りが濡れないようにブルーシートで覆っているところです。

上棟・屋根下地

建方も無事に終わり、上棟致しました。

この次に行われるのは屋根の工事です。屋根は雨水を多く受けるため、雨漏りが一番しやすい箇所でもあります。
その為、屋根の下地は雨漏りしないようにしっかりと施工しなければなりません。

写真に写っている紙状のひらひらしたものは透湿防水シートと言って、湿気は通すけど雨水は通さないという魔法のようなシート。建物も”ゴアテックスのようなジャケット”を身にまとっているんですね!

建方

広く澄み渡る青空の下、建方が行われました。

クレーンに吊り下げられた木材を上手に扱う大工さんを見ているとたくましくてかっこいいなぁと改めて思います。
もちろんこの作業には多くの危険が潜んでいるので、気を抜かず慎重に行います。

青空に向かってすくすくとお家が立ち上がっていく様はまさに「建築を作っている!」と一番感じることができ、建方工事の醍醐味でもあります。

大工さん、暑い中本当にお疲れさまでした!

脱型・防水

基礎の型枠を外した後、基礎の防水を行いました。

地盤面より基礎の耐圧版と立上りの打継面が低い場合は写真のように基礎に防水材を塗布します。
これをしないと、

【基礎内に水が入り込む】→【床下に湿気が溜まる】→【土台が腐る】→【シロアリが繁殖する】

といった欠陥ができてしまいます。
お家を長く大切に使うための重要な工程なんですね。

基礎打設

今週は基礎の立上り部分を打設しました。

まだ固まっていないコンクリート(生コン)は側面に及ぼす圧力(側圧)が大きいので、型枠でしっかりと押え付けて写真のように固まるまで養生します。

型枠を外した後は、基礎打継部の防水工事や外部の埋設配管工事などがあります。

基礎工程も来週で完了予定なので、木工事に向け一つ一つ丁寧に進めてまいります。

墨出し・配筋検査

墨出し後に基礎の配筋を行い、週明けに検査員による配筋検査が行われました。

建物の大事な「足」の部分ですので、配筋に誤りがないか写真のように検査員も一つ一つ真剣にチェックしていきます。

検査は無事合格したので、次はコンクリートを流し込み、耐圧板を作っていきます。

着工

港区赤坂の狭小地で新規物件が着工致しました。

本日は基礎工事に向けた地盤の柱状改良工事。セメントミルクと呼ばれる固化材と土を混ぜ合わせながら掘削し、土の中にコンクリートの柱を作って建物を安全に支えます。

まさに「縁の下の力持ち」ですね!

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