地盤補強工事『鋼管杭工法』立ち合い!
2012年10月25日(木)
今日は、地盤補強工事に立ち会いいたしました。
(先日地盤調査をしたお土地とは別のお宅となります)
地盤補強工事は、家を建てる土地の地盤が軟らかく、
家の重さを支えることができない”軟弱地盤”の際におこなう工事です。
比較的深い部分まで地盤が軟らかい場合に行なう工事の方法として、
『柱状改良(ちゅうじょうかいりょう)工法』と『鋼管杭(こうかんぐい)工法』があります。
本日おこなったのは、鋼管杭工法。鉄製の管を地中に埋め込む方法です。
これが鋼管杭。この杭をすべて埋め込みます!
埋め込む杭の先端はスクリューになっていて、回転させながら杭を地中に埋め込みます。
各工法にはそれぞれメリットやデメリットがあります。
地盤の特徴、必要な器具などを搬入する経路の確保、水道の有無なども考慮に入れて選択します。
『鋼管杭工法』のメリットは、掘り返した土(残土)が出ない、工事の時間が短い(1-2日)、狭い土地でも可能、など。
デメリットは、やや費用が高いというところ。。。。
こちらの機械で杭を埋め込みます!
杭をクレーンで持ち上げ・・・
マーキングした箇所に接地させます。
杭を回転させて埋めていきます。
レーザーで測定しながら、杭の後端をさらに地中に埋めていきます。
地盤調査で測定した、固い支持地盤の深さまで杭の先端を進めます。
杭をクレーンから外し・・・・
杭の深さをもう一度確認。これで杭が定位置に埋まりました。
この後、部位ごとに杭の後端を切断して微調整を図り、管の中に水などが入り込まないように
フタを溶接して完了です(本日は時間の関係で立ち会えず、写真がなくて申し訳ありません)。
通行規制や騒音もともなう工事でありますが、今回は計27本の杭を埋め込むため、一日がかりとなります。
周囲にお住いの方々や、とおりがかりの方々、ご協力本当にありがとうございます。
しっかり工事をして、しっかり建物を支えていきましょう!
ホープスのホームページにもぜひお越しくださいね!
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