注文住宅をお考えの方へ!狭小住宅はいかがですか?

注文住宅をお考えの方で、土地を広く確保できそうになく、不安に感じている方はいませんか。
しかし、そんな方でも狭小の注文住宅、いわゆる狭小住宅にすることによって、理想の住まいを実現できます。

今回はそれほど広い土地を確保できない方に向けて、狭小住宅の特徴やおすすめの間取りを紹介します。

□狭小住宅の特徴と注意点


狭小住宅とは、狭い土地に建てられた住宅のことを指します。
広い土地の確保が困難な都市部で多い住宅です。
狭小住宅の特徴は以下の4つです。

・土地代が安く済む
・建設に伴う諸費用を抑えられる
・課せられる税金が少ない
・デザイン性の高い住まいを実現できる

それぞれ解説します。

1、土地代が安く済むこと

狭小住宅は狭い土地に建設されるため、土地代が安くなります。
そうすると、一般的な住宅に比べて、建物にお金をかけられますよね。
特に大都市圏だと、地価が高いのは明らかです。
都市部で注文住宅をお考えの方にとって、土地代を安く抑えられるのは魅力的でしょう。

2、諸費用を抑えられること

なんと狭小住宅は土地代だけではなく、建設に伴う諸費用も抑えられます。

具体的には不動産登記費用や各種申請費用です。
不動産登記費用は不動産を登記する際に発生する費用です。
これらは土地の広さによって金額が決まります。
つまり、土地が狭い狭小住宅はこれらの費用が抑えられるのです。

3、課せられる税金が少ないこと

建物に対して課せられる税金には固定資産税や都市計画税があります。
固定資産税は、不動産をはじめとする所有している固定資産に課せられる税金で、都市計画税は都市が事業を行うのに必要な費用に充てることを目的とした税金です。
これらの税金も土地の広さによって金額が決まります。

これらの特徴からわかるのは、土地が狭いことによってさまざまな恩恵を受けられるということです。
一見土地が狭いことはデメリットかのように思えますが、メリットもあることをわかっていただけたでしょう。

4、デザイン性の高い住まいを実現できること

狭小住宅は土地が狭いことが関係して、設計に工夫が必要になります。
そのため、おのずとデザイン性の高い住まいに仕上がるのです。

□狭小住宅で失敗しないためのポイント


狭小住宅には、コンパクトゆえの注意点が存在します。
これを無視して建ててしまうと、後悔が残ってしまうでしょう。
狭小住宅で失敗しないためのポイントは以下の5つです。

・防音対策は必須
・敷地ギリギリに建てない
・生活動線に工夫を
・家の高さに注意する
・開放感が出るような工夫が必要

それぞれ理由を交えながら解説します。

1、防音対策は必須

1つ目の注意点は防音対策です。
都市部のような住宅が密集している場所に住まいを建てるなら、防音対策は必須です。
隣の建物との距離が近くなるため、音が響いてしまうと近隣の方に迷惑をかけてしまいますし、逆に騒音が気になってストレスになってしまう恐れもあります。

ご家庭に小さなお子さんがいらっしゃる場合は特に注意が必要です。
騒音は近隣の方とのトラブルの原因になりやすいです。
理想の暮らしを実現するには、防音対策は必須なのです。

2、敷地いっぱいに建てない

「建物を築造するには、境界線から50センチメートル以上の距離を保たなければならない」
このような決まりが民法にあることを知っていますか。
これの目的は火事の延焼を防いだり、近隣とのトラブルを避けたりすることにあります。

広い土地を確保できないので、できるだけ敷地を目一杯使って建物を建てたいという気持ちはわかります。
しかし、違反してしまうと建築の中止や建築内容の変更が申請される場合がありますので、注意しましょう。

3、生活動線に工夫を

狭小住宅では、階段による縦の動きが一般の住宅に比べて多くなります。
なぜなら、土地が狭いので、生活に必要な床面積を確保するためには階数を多くするしかないからです。

よって、ストレスを感じない生活を送れるかは、いかに階段を上り下りしなくて良いかにかかっています。
具体的には、洗濯機を1階に配置し、重いものを持って上がらないで済むようにしたり、キッチンや浴室のような水回りを近くに配置することで動線をコンパクトにしたりしましょう。

このように、「生活動線」や「間取り」に気をつけながら、家づくりを進めていく必要があります。

4、家の高さに注意する

皆さんは「高さ制限」という言葉を耳にしたことがありますか。
これはその名の通り建物の高さを制限するもので、健全な環境形成のために制限されています。
例えば、京都市では景観保護のために高さ制限がなされています。

このように、建物の高さが制限されているエリアでは、それに従う必要があります。
違法建築にならないために住まいを建てる前に高さ制限がなされているかどうかを確認しておきましょう。

5、開放感が出るような工夫が必要

最後の注意点は開放感が出るような工夫が必要だということです。
次に解説しますが、狭小住宅はどうしても圧迫感が出てしまいます。
空間に開放感を与えるには工夫が必要です。

具体的にはスキップフロアや吹き抜けの導入です。
スキップフロアは床の高さをずらし、緩やかに空間をつなげてくれるため、空間に広々とした印象が生まれます。
また、吹き抜けも上下の空間が生まれることにより開放感が生まれます。

□広々と感じさせてくれる間取り4選


狭小住宅の懸念点は、土地が狭いことによって、住まいに圧迫感が生まれることでしょう。
しかし、これは間取りによって補うことができます。
広々と感じるような狭小住宅が実現できれば完璧ですよね。
そこでここからは広々とした印象を与えてくれる間取りを紹介します。

・空間の区切りを減らす
・3階建てにする
・あえて収納を隠さない
・高天井や大きめの窓を採用する

1、空間の区切りを減らすこと

ただでさえ狭い狭小住宅の空間を区切ってしまうとそれぞれの空間がさらに狭く感じてしまいます。
そこで、思い切って空間の区切りを減らしてみましょう。

ただし、どこもかしこも区切りをなくせば良いというものでもありません。
寝室のようなプライベートな空間はリラックスできるように区切りを残しておきましょう。

2、3階建てにすること

これは最もシンプルな方法と言えるでしょう。
床面積が小さく、広さを確保できないなら、縦に伸ばしてみましょう。
3階建てにすることで住まいの広さを確保できます。

このときに注意したいのが、地震対策です。
地震の振動は上に行くほど大きくなるため、3階建てにした狭小住宅は地震対策は必須です。

3、収納を隠さないこと

収納スペースに引き出しを設けてしまうと圧迫感が出てしまいます。
あえて収納を見せることによって開放感を演出できます。

また、それだけではなく取り出しが簡単になったり、おしゃれな雰囲気を醸し出せたりするメリットもあります。

4、高天井や大きめの窓を採用すること

圧迫感を解消するするために、高天井や大きめの窓を使ってみましょう。
縦に広くすることによって、広々とした印象を感じさせる空間に仕上がります。

また、大きめの窓を取り入れると、太陽光を取り入れやすくなり採光が良くなります。
明るさは開放感を演出してくれる要素の1つです。

□まとめ


狭小住宅の建設には非常に高度な技術が必要です。
「安心して任せられる会社に建築を依頼したい」
このようにお考えの方はぜひ当社にご相談ください。
当社の技術で、お客様の理想のマイホームを実現いたします。

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Works(株)ホープスの建築実例

著者情報

清野 廣道

清野 廣道

株式会社ホープス代表 
一級建築士
横浜市出身・1995年7月ホープス設立
限られた敷地条件を最大限に活かした、風・光・緑の感じることのできる空間提案を心がけています。

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