オペラ
皆様こんにちは!
今回のプレジデントブログはオペラについてお送りいたします。
オペラは舞台上で衣装を着けた出演者が演技を行う点で演劇と共通しています。
演劇と音楽によって構成される舞台芸術で「歌劇」とも呼ばれます。
写真はイタリア・ミラノにあるスカラ座で世界で最も有名な歌劇場です。
スカラ座の歌劇場の下には客席からみて舞台の右側を「上手」左側を「下手」といいます。
スカラ座では、parte destra(右側) を Strada(通り)と呼びます。
parte sinistra(左側)を Corte(中庭)と呼びます。
一方フィレンツェ歌劇場では
parte destra(右側)を Firenze と呼びます。
右側がフィレンツェの中心街なのです。parte sinistra(左側)は Cascine(カシーネ)と呼びます。
フィレンツェ最大の公園 “Le Cascine ” が左側にあるためです。
客席から見えない上手、下手の舞台を舞台袖と呼んでいます。
それから、ステージの下には奈落(ならく)と呼ばれる部屋があり、
ステージとはセリと呼ばれる壁のないエレベーターで繋がっています。
これは舞台装置を運んだり、歌手が突然現れる演出などに使われます。
今回はオペラの特色について説明します。
オペラは日本では「歌劇」と訳されています。
「オペラ」とは「歌で進められる劇」のことです。
芝居は普通の会話のようにお話しする台詞で物語が進みます。
しかしオペラでは台詞にメロディーがついています。
場合によっては日常会話まで伴奏を伴う歌で表されます。
動画はアメリカンズゴッドタレントの動画でオペラからロックに展開していく様が描かれています。
モーツアルトのオペラ「魔笛」はドイツ語で「ジングシュピール」と呼ばれます。
「ジングシュピール」とは「シングスピール」とも呼ばれます。
話は横道に逸れて競馬ファンの方はご存じかもしれませんが
シングスピールという来日してG1を勝った名馬もいます。
なぜ台詞を歌うのかというと言葉を伝えるのに音楽が付いている方が表情が豊かになったり、印象が強くなったりします。
訓練された声は魅力になります。
歌だけでなく、オーケストラの奏(かな)でる調べは登場人物の心の内を聞く人に伝える効果もあるので
お芝居とはまた違う魅力のあるものです。
オペラは舞台上で衣装を着けた出演者が演技を行う点で演劇と共通しています。
台詞だけでなく大半の部分(役柄の感情表現)が歌手による歌唱で進められる事を特徴とします。
歌手は器楽合奏により伴奏されつつ歌い演じる。
伴奏は多くの場合交響楽団規模の編成に及びます。
総合舞台芸術だといわれます。
それは演劇的(演出や演技)、文学的(歌詞)、美術的(舞台装置や照明、衣装(衣装))
といった様々な要素が上手に合わさって作られているからです。
耳で楽しむのではなく、歌手の衣装、演技、舞台装置も一緒に楽しめます。
オペラ劇場
オペラを上演するホールの特徴について触れます。
日本にも国立のオペラ専用の劇場が出来ました。
オペラ劇場の上には背景幕や照明との組み合せで不思議な効果を出す紗幕、雪を降らせる籠などの吊り物も見えます。
また前方から目を射る強いスポットライトが点滅されます。
真上から照らされる照明の梁(はり)には、何と黒い服を身にまとった人が上がっているではありませんか。
幕の上がる直前まで、照明チームは演出家の意欲を実現し、演奏しやすいように調整します。
大劇場では、舞台の奥に第二幕で使用するお城などが既にセットされ、電動で入れ替わるようになっています。これを回り舞台と呼びます。
初期ロマン派のオペラ
歌唱には2つの様式があります。
1.
会話を表現するもの、普通の朗読に近い抑揚で歌われます。
2.
もう一つはソロ(独唱)で歌われる、アリア(詠唱)や複数の歌手が歌う重唱(アンサンブル)あるいは大勢で歌う(合唱)で、通常の歌唱です。これらの様式はみな伴奏を伴います。
歌手、歌手の演ずる役柄はそれぞれの音高(声域)で分類されます。
男性歌手は声域が低い順に
バス、バスバリトン、バリトン、テナー、カウンターテナーに。
女性歌手は声域が低い順にアルト、コントラルト、メゾソプラノ、ソプラノに分類されます。
視覚的な要素としてリヒャルトヴァーグナーはこのジャンルを総合芸術と呼びました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
オペラはまさに総合芸術。
舞台にはいろいろな人の工夫が込められており、
携わる人は指揮者、演出家、スタッフさん等沢山の人々が関わっています。
アメリカにはブロードウェイがありますが、日本にもオペラ劇場はあります。
好きな方は一度行かれてはいかがでしょうか。
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