3回に渡ってお届けしてきたモータースポーツ。

今回が最終回となります。

今回は自動車競技、オートバイ競技、それぞれのモータースポーツの競技車両の種類と主な大会をピックアップしてみました。

競技車両の種類と代表的な大会

自動車競技ですが種類が分かれていてそれぞれに代表的な大会があります。

以下に紹介します。

フォーミュラ系

車両のタイヤがむき出しで、ドライバー1名のみがシートに座ることができ、頭部が外に露出している車両を指します。
オープンホイール、モノポスト（シングルシーター）とも呼ばれます。

完全に競技専用車輌として設計されていて、前照灯やブレーキランプなどの保安部品は装備していません。

車両はスプリントレースに特化されており、サーキット、オーバル（円形や楕円形コース）、公道で、路面が平滑に舗装されたコースでのみ競技が行われます。

空気抵抗は大きいですが、車輌重量が軽い割にエンジン出力が高く、運動性能に優れています。

また、タイヤ交換を非常に迅速に行える利点もあります。

トラックとの密着性と高める為に「ウイング = 英: wing」と呼ばれる、車両前後に大きな翼状のエアロパーツを装備しています。

フォーミュラー系の大会一覧（画像をクリックすると拡大します。）

スポーツカー系

タイヤがフェンダーで覆われており、実際には使用しないが助手席が設けられた2座席車で、ヘッドライト・テールライト・ブレーキランプの装着が義務付けられています。

スポーツカーレースでは、これらの車両はグランド・ツアラー、グランツーリスモ (英: Grand Tourer , 伊: Gran Turismo) と呼ばれ、即ち「GTカー」はその略称です。

GTとは「大旅行」を意味です。

スポーツカー系の大会一覧（画像をクリックすると拡大します。）

異なり、あるいは前述のスポーツカー系の車両やいわゆる「GTカー」とほぼ同義に捉えられる点も多い。本項では一般的に「ツーリングカー」と呼ばれているレース、および車両について記述する。

ツーリングカー系

ツーリングカーとは普通に実用されている乗用車または乗用自動車を指します。

自動車競技の中で最も基本的でポピュラーなカテゴリーの1つとも言え、レース観戦者側から見ても内容が判りやすく白熱しやすい、あるいは参戦者側などにも見た目から分かり易いものとなっています。

レース自体が奥深く、参加費用も廉価の為、F1を引退した後に自身の新境地としてツーリングカーに参戦するドライバーも多いです。

メーカー側の宣伝に対する費用対効果も相して高いことから、さまざまなメーカーがスポンサーとして参入しやすいのも特徴です。

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