車の種類とその現状
前回のバイクに引き続き今回は車について調べました!
近年のテクノロジーの発達によって車もどんどん進化してますね!!
バイクと同じように一口に車と言っても様々な種類があります。
まず現在世の中に出回っている車の種類を挙げます。
セダン
乗用車の最も一般的な形式と言って差し支えないでしょう。ちなみにイギリスではSALOON(サルーン)と呼びます。
オープンカー
屋根がない自動車です。現在では折りたたみ、取り外しが可能な屋根を備えています。
ワンボックス
ボンネットがないか,、きわめて短いボンネットを持つ箱形ボディの乗用車です。
SUV
Sports Utility Viecleの略でジープやパジェロなどが起源とされます。舗装路から悪路まで走破出来ます。
クーペ
二枚ドアの箱形乗用車です。スポーツ性や動力性能の高さを優先したクーペはスポーツクーペと呼び分けられます。
ステーションワゴン
2ボックス(ボンネットがありエンジンと乗車・積荷スペースが分かれた車)の形状で一続きの荷室を備えています。
ミニバン
一般的に6人以上の乗車定員です。1.5BOX 2BOXと言われる車体形状を包括します。
ハッチバック
ボンネット付きの車種の内、全長が短い車種で、跳ね上げ式、横開き式のバックドアをもうけた車種です。
現在、出回っている車をおおまかに分類するとこれらの車種に分けられます。
今度は歴史と現状を以下に紹介しますね!
セダン
セダンは日本高度経済成長末期の1970年代までは大衆車として好まれました。しかし、その後実用性を重視した小型車の方が好まれるようになり、セダンに対する大衆の需要は減少の一途を辿ります。今では個人用、業務用に一切関係なく幅広く、セダンのラインナップがあるのはトヨタ自動車だけです。しかし、パトカー・社用車・タクシーといった業務用の分野では依然需要があります。トヨタ自動車では、整備性・信頼性・業務用にセダンを使って働くタクシー運転手の疲労の軽減に配慮した5ナンバー(乗用)セダンを発売しています。
オープンカー
日本のオープンカーの歴史は1933年に始まります。ダットサン12型フェートンが初のオープンカーとして市場に登場しました。その後1959年に「フェアレディ」に受け継がれ大衆に親しまれます。しかし1960年代末から輸出先の北米で保安基準が強まり、また排ガス規制の時期の開発費の削減、オイルショックなどの背景からオープンカーのジャンルは衰退します。そもそもオープンカーはその高い趣味性から流行や景気の動向に左右されやすく幾度となく市場からの撤退を余儀なくされています。1980年代前半以降この分野は隙間市場となります。その中でもマツダから1989年に発売されたロードスターは2004年4月までに70万台を出荷しスポーツカーの生産台数世界一となりギネスに認定されます。また2002年にはダイハツ・コペン、2015年にホンダ・S660が発売され新車の開発もわずかですが進んでいます。
ワンボックス
1960年に登場した日野自動車のコンマースから日本のワンボックスカーは始まりました。これは商用車として重積載に適さなかった事から故障が続発し、販売不振でわずか2年で生産が終了します。翌年に発売されたスバル・サンバーは大きな成功を収め現在まで続くロングセラーとなりました。1970年代以降は自動車メーカーが貨物車臭を払拭する為「ワンボックスカー」という呼称を用いイメージアップを図りました。さらにバブル期以降は操縦性能や走行性能に磨きを掛けワンボックスカーへの評価が高まりました。
SUV
SUVはアメリカが発祥です。遊びにも仕事にも使えるSUVはアメリカで大ヒットします。しかし日本では流行りませんでした。燃費の面で圧倒的に不利という側面があったためです。しかしハイブリット技術や電気自動車技術など燃費技術に磨きを上げこれを解決しました。すると燃費性能をクリアしてなおかつおしゃれなイメージのあるSUVは国産、輸入車ともに人気が高まりました。さらに今まで「ボディが大きい」というユーザーの不満があったSUV市場にコンパクトSUVジャンルも誕生しいっそう広まりました。下に紹介したトヨタCH-Rは30km/ℓを超え燃費の問題をクリア。さらにそのコンパクトな外観は従来のSUVの「ボディが大きい」という問題もクリアしている為、現在のSUV市場の中で人気NO.1を誇ります。
クーペ
日本では1980年代にバブル景気が到来しデートに使えて見た目が良いクーペが若者たちの間で大ブームになります。しかしバブル崩壊後、見た目重視で実用性に劣るクーペのブームは下火を迎えます。その為各メーカーはクーペの市場から撤退していきます。こうした中で日産自動車のみ一貫してクーペをラインナップさせています。フェアレディZ、GTR、スカイラインクーペといった車はこだわりを持つ層の中で根強い人気を誇ります。
ステーションワゴン
1989年に国産車(スバル)のグレード追加や、輸入車が爆発的な人気を得たことからステーションワゴンはセダンと同等もしくはそれ以上の機能・性能を備えるものという認識が定着します。これにより日本にステーションワゴンブームが到来しました。バブル期には車種別シェアが一時期20%後半まで増加しています。バブル崩壊後にはレジャー需要の低迷や、軽自動車(ミニバン)などへ人気がシフトしたためモデル廃止に追い込まれた車種もあります。しかしアウトドアや街乗りなどどんな用途にも対応出来るステーションワゴンの人気は高まってきています。
ミニバン
1980年代に、日産・プレーリーや三菱・シャリオが世に送り出されることとなり日本でのミニバンの歴史は始まりました。ワンボックスが主流だった日本において、お手頃なサイズでミニバンはブームとなりました。ミニバンのメリットは多人数乗車出来る点で、デメリットは燃費や取り回し性の悪さです。2000年代以降、節約志向や環境意識の高まり、核家族化などにより、ミニバン人気はやや下火にになります。しかし現在でもファミリーカーとして根強い人気があります。
ハッチバック
ハッチバックの歴史は1938年に仏シトロエン社のトラクシオン・アバン Commercialeから始まります。世界的には初代フォルクスワーゲン・ゴルフ(1974年)が成功して広まりました。日本においては1966年(昭和41年)のトヨタ・コロナ5ドアが最初ですがあまり認知度はありませんでした。その後1970年代中盤になってトヨタ・カローラ / スプリンター・リフトバックや、ホンダ・シビックなどにより一般化しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
各車種の代表的な商品には、各メーカー行った努力が活きています。
このブログを予備知識としてご参考頂いた上で、是非カーディーラーにご相談に行ってみてください。
皆様の求めている車が見つかることを願っています!!
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