スノーピークってどんな会社?人気の秘密とは?
今回はキャンパーの憧れとも言えるスノーピークについて調べてみました。熱狂的ファンが支えているというスノーピークの人気とは一体何なのでしょう?
スノーピークとは?
英語のSnow Peakの場合、カナダのアルバータにある山の名前ですが、日本では新潟三条市に本社をかまえるアウトドアメーカーの名前として知られています。
1964年創業当初は金物問屋でしたが、徐々にアウトドア商品部門を拡大し、現在の「スノーピーク」の社名に変更したのは1996年と改名してからは新しいものの、創業50年以上を誇る老舗企業です。
こうした地盤もあり、職人気質な商品作りが大変高く評価されていて、キャンプ用品の中では高価なものが多いのですが、高品質でアフターサービスが優れたスノーピークの商品はキャンパーの憧れとなっています。
スノーピークの人気商品
金物問屋が前身ということもあり、スノーピークの中でも人気なのがキャンプ用の食器やカトラリーです。ステンレンス製で丈夫なのはもちろんのこと、計量メモリがついていたり直火OKなどキャンパー好みの商品展開です。
また、直火禁止のキャンプ場で一気に広まったのがスノーピークの焚き火台です。せっかくアウトドアの雰囲気を楽しみたくても焚き火禁止のキャンプ場は多いですが、そうしたニーズをくみ取ったスノーピークの焚き火台は、大ヒット商品です。
スノーピークのサービス
スノーピークスのサービスの中でこだわりを感じるのがアフターサービスです。スノーピークスの商品には保証書がついていませんが、それは保証しないのではなく、製品の構造上の欠陥である場合は期間にかかわらず無料で修理を行うシステムになっているからです。
また、有料ですがシュラフクリーニングやタープやテントの乾燥サービスも好評です。スノーピークスの製品をより長く使ってもらえるような工夫が随所に見られます。
スノーピークのキャンプフィールド
スノーピークではより素晴らしいアウトドア体験をしてもらいたいと、現在全国の4か所でキャンプフィールドを運営しています。
スノーピークHeadquartersキャンプフィールド
スノーピーク本社にある小高い丘の上に建てられたキャンプフィールドで、スノーピーク社員も日頃から利用しています。併設されているストアでスノーピークの商品をその場で購入することもできますし、レンタルでアウトドア用品を試すこともできます。
住所:新潟県三条市中野原456
電話:0256-41-2500(9:00-19:00)
スノーピーク蓑面キャンプフィールド
ダムの湖畔にある樹に囲まれたキャンプ場です。併設の「自然館」でスノーピーク製品の購入やレンタルが可能です。
住所:箕面市下止々呂美962
電話:072-732-2588(10:00-19:00)
※ストアは火曜定休
スノーピーク奥日田キャンプフィールド
大分県日田市にある奥日田キャンプフィールドは、標高950mで真夏は涼しく、真冬は雪中キャンプも楽しめ、1年中アウトドアの醍醐味を味わうことができます。
住所:大分県日田市前津江町大野64-1
電話:0973-53-2358(10:00~19:00※毎週水曜日を除く)
スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド
北海道十勝の幌尻岳山麓に位置するキャンプイールドで、十勝の自然加工体験施設やパークゴルフ場も併設されています。
住所:北海道帯広市拓成町第2基線2-7
電話:0155-60-2000(9:00-18:00)
営業期間:6月上旬~9月最終日曜日
スノーピークは現在、国内のアウトドアメーカーで唯一の東証一部上場会社です。年商も100億円間近ということで、今後もますます拡大の一途をたどりそうな勢いです。
スノーピークのような日本の職人気質をもった企業が、キャンプ用品の部門で世界に認められるようになったことは大変うれしいです。これからも新商品やサービスが楽しみです。