ハンモックについて考えた
ライフスタイルを紹介してきた本ブログ。
皆様のライフスタイルはだいぶ固まってきた頃でしょうか。
今回はハンモックについてお届けします。
ハンモックの概要と歴史
ハンモック(英語:hammock 和訳:釣床)は元は南米の熱帯地方で先住民が使っていた寝具の一種です。
余談ですが保護帽子の衝撃緩和のための部品もハンモックと呼ばれます。
ここでは皆様が思い浮かべる寝具のハンモックを取り上げます。
基本的なハンモックは丈夫な網または布の両端を纏めて壁や柱、野外では立木の間などにつるして、
その上で寝たりくつろいだりするものです。
両端付近に木の棒を横に渡せばハンモックが身体を包むようにはならず、使い心地が良いのです。
また身体をハンモックの向きに対して斜めにすると背中が曲がらず寝心地が良いという利点もあります。
このハンモックは16世紀末のヨーロッパで軍用艦船に乗組員の寝床として採用されはじめ、17世紀には広く普及しました。
第二次世界大戦頃までは多く用いられました。
なぜハンモックが船舶内の寝床として便利だったのかというと
船の左右の運動と同調して動くので、寝ている間に床に落ちたり
床の上を転がって行ってしまうという危険がないためです。
帆船が主流だった時代には、帆船は風向きによっては船体が斜めに傾いたまま進むので常に船内の床が左右のどちらかに傾いている時間が非常に多かったのです。
このため寝床の水平を保つことのできるハンモックが重宝されました。
しかし近代的な蒸気走行の船が登場すると、船体は常に水平を保つようになり、
ハンモックを使うメリットは減少してきました。
次第に作り付けの寝台が主流となり、第二次大戦以降に建造された艦船には装備されなくなりました。
軍用のハンモックは戦闘時には盾として活躍します。
固く巻いて縛ったものを露天配置部分の周囲に並べて巻き付けて盾として用いました。
これは「マントレット」(英語:mantelet)と呼ばれ、当初は主に接近戦におけるマスケット銃による銃撃からの防護用でしたが
19世紀から20世紀前半には砲弾の破片の飛散を防ぐための防御具として、露天の指揮所などの周囲に張り付けて用いられました。
しかしこのマントレットが問題山積みでした。
そもそも砲弾が大威力化し防御効果が望めなくなったのです。
またこれは容易に想像できるかと思いますが、被害を受けた際に着火しやすく着火するとかえって被害を広げる原因となってしまったのです。
そのため第二次大戦以降ではマントレットによる防御を行った例はありませんでした。
ハンモックのスタイル
「ハンモック」と一口に言っても様々な種類があります。
ここでは「ハンモック」にはどんなスタイルがあるのか取り上げたいと思います。
ハンモックは大きく分けると自立タイプ、木にかけるタイプがあります。
自立タイプのハンモックです。
写真は100kgの大人二人が乗ることができるダブルサイズハンモックです。
コットン100%で仕上げているため、肌触りも良く、工具不要なので簡単にどこでも設置ができます。
木や柱にかける、よく見る形のハンモックです。
キャンプ時には手ごろな樹木と自作スタンドで設営できます。
写真はダッジオーブンで既出のキャプテンスタッグのハンモックです。
製品自体は1kgにも満たない重さで耐荷重80kgと考えられて設計されています。
スタンドを利用することで自立式としても使用できます。
木や柱にかけるタイプのハンモックは様々なバリエーションがありますので以下に紹介します。
一番良く見る形ではないでしょうか。
少々乱雑に扱っても問題ありませんので子供さんにも最適のハンモックです。
バックパッカー専用に開発されたコンパクト&軽量ハンモックです。
名前の通り旅先に持ち運ぶことが出来ます。
横幅と立幅がたいへん広く、従来のハンモックより落下の危険性がないタイプです。
同時に数人一緒に乗る事も出来、耐荷重量は250kgにもなります。
耐熱・耐水に優れているので真夏の過酷な環境下でその威力を十分に発揮します。
こちらも見逃すことが出来ませんね。ハンモックチェアです。
子供が載ればゆらゆら、ブランコとしても使えます。
最新版のハンモックです。
V-WAVEという技法を採用した世界初のハンモックで編込み技術は斬新かつ複雑、
3000mの糸を15日間以上かけて150,000個のループを編上げます。
V-WAVE技法で編まれたベッドは重厚かつ柔軟で伸縮力に大変優れています。
全身の圧力をやさしく吸収します。
そのあまりの心地よさから、一度その雲上の寝心地を体感してしまったら最後、他のハンモックには乗れなくなるという海外マニアの声もあります。
もう一つの特徴としてグラデーションエフェクトがあります。
スイング時、幻想的な色彩が視覚にグラデーションの残像として残ります。
耐熱性・耐水性にも優れているため野外での常設も可能です。
ミニ
名前の通りスモールサイズのハンモックです。
スモールサイズですがベッドサイズは170㎝確保しています。
色落ちの心配が無く、耐久性、耐水性、柔軟性もそのまま引き継いでいます。
このサイズなら間取りの小さな部屋にも設置が可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ハンモックが戦時中には盾として使われていたことは驚きでした。
紹介したハンモックは持ち運びが簡単で部屋の中でもキャンプサイトでも使えます。
ハンモックに揺られているうちに気持ちよくて寝てしまった方もおられるかもしれません。
プレミアムな休日を過ごす為に皆様もハンモックを取り入れた生活を始めてみてはいかがでしょうか!!
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