BBQ(バーベキュー)について①
アウトドア関連の記事が続きますが、今回はBBQについて2回に渡ってお届けします。
BBQは近年大人気ですね!!
日本では年に数回程度、会社で学校で誰かが企画して行う程度というイメージがあるBBQですが、
本場アメリカのBBQはそんな生やさしいものではありません!?
そこで今回はまずBBQの歴史を遡ります。
諸説あるBBQの起源の中で、一般的に一番知られているのが16世紀の大航海時代に始まったという説です。
入植者のスペイン人が行ってきたお肉の”丸焼き”に、
ネイティブアメリカンが”燻製”すなわち肉をじっくり調理するという手法を補いBBQの原型が出来上がりました。
BBQの正式な英語表記は”barbecue”です。
スペインの肉文化に、ネイティブアメリカンの肉文化が融合した
まさに文化の融合が大航海時代のアメリカ大陸で起こったのです。
そしてこれが分厚い肉をフタを閉じてじっくり焼くという現代のBBQにつながりました。
しかしただ単に”外で肉を焼く”というのは外でやる焼き肉というだけです。
本場アメリカからもたらされ今も日本で愛されるBBQはもっと深いものなのです。
では一般的なBBQのスタイルを日本の焼き肉との比較を交えながら以下に紹介します。
調理が主体の焼き肉 料理が主体のBBQ
皆様、焼き肉を楽しむ姿を想像して下さい。
焼き肉は食材を箸で持ち上げて、網に運んで、焼いて食べるというのが一般的です。
その後にお皿に綺麗に盛り付けてからみんなで一斉に食べるというのが基本です。
つまり焼きながら食べるのが焼肉、焼き終えてから食べるのがBBQです。
一般的なBBQスタイル
では一般的なBBQスタイルとはどういうものでしょうか。
アメリカ南部のBBQスタイルを例に取り説明します。
豚や牛のリブのほか様々な柔らかくないお肉をグリルの蓋を閉めて、
90~115℃程度の低温で数時間から1日かけて蒸し焼きにし、
骨からとれるほど柔らかくなるまで調理した物を”BBQ”と言います。
BBQを調理する人物をピットマスターと呼びます。
このピットマスター、実は植民地時代には当時の黒人奴隷がこの役目を務めていました。
しかし奴隷制度のない現代では、一般的なファミリーでBBQをする場合ピットマスターは家族の主人が務めます。
ピットマスターは重要な役割です。
というのも家長たる父親がピットマスター( “pit master” =BBQを取り仕切る人)として
家族に料理を振る舞い楽しい時間を提供するという、絆を深める役割を持っているからです。
アメリカでは、BBQは調理の段階で様々な工夫が凝らされます。
そこからゲストを楽しませようと考えます。
これは大勢の人が集まってお肉を食べるのだからすべてを楽しもう!
というエンターテインメントの一つの考えから生み出されたスタイルです。
おいしく楽しくお肉を食べる為には本場の知識がとても役に立ちます。
そんなBBQの知識の普及の為に、日本には調理方法も紹介している日本バーベキュー協会という団体もあるくらいです。
そこにBBQの情報が満載でしたので本記事も大いに参考にさせて頂きました。
協会監修のもとBBQ検定などユニークな試みもあります。
そして狭い日本でBBQをする場合は花見と同じように守るべきマナーも存在します。
・屋外で行なう場合とくに焚き火の直火で地面を傷めたりしないよう適切な調理器具を使うこと。
・器具の汚れを地面や水(河川や湖沼)に流してはいけない。
・ゴミは持ち帰る。
・アルコールの飲み過ぎによる喧嘩や騒音などの近隣とのトラブルは避ける。
・禁止区域も多数存在する。場合によっては有料のよく利用されている許可が出ている場所で行う。
以上の事を守りくれぐれも安心安全にこの深いレジャーを楽しんで下さい。
次回はBBQに使われるツールなど具体的な側面について説明します。
お楽しみに!!
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