長火鉢、使用開始
寒い日が続きますねー
普段は床暖房だけで十分なのですが、ここしばらくの急な冷え込みに耐えかねて、長火鉢を引っ張り出してきました。
我が家で使っている長火鉢は、実家の納戸に眠っていたもので、つくられてから、少なくとも100年は経っていますが、がたつきも緩みも一切なし!
炭が赤々とおこっているのを見ているだけで、なんだか安心してきます。
遠赤外線の効果か、体の芯からポカポカしてくるのも、炭火の特徴ですね。
使っている炭は、岩手県産の楢(なら)炭です。
ナラはフローリングにもよく使われる木ですが、炭になっても、火付きがよく、はぜにくく、そこそこの火力と火持ちの良さがあって、とても使いやすい木です。
炭というと「備長炭」を思い浮かべる方が多いと思いますが、備長炭は非常に高火力で火持ちもよい一方、火付きが悪く、はぜやすいため、ご家庭の火鉢で使うにはちょっとハードルが高いところがあります。
我が家では、使いやすい岩手県産の楢炭を七輪にくべて、焼き肉なんかもしています。ナラ炭でも、焼肉、じゅうぶんに美味しいですよ!
長火鉢は、古道具屋さんなどで数万円で手に入れることができるようです。
灰や火箸、火おこし器などの道具も必要ですが、最初は安いもので十分。皆様にもぜひお勧めしたい炭火や長火鉢ですが、一点だけご注意を。
ホープスが作る住宅もそうなのですが、かつて火鉢が生活の中で使われていた時代と比べると、現代の家は、断熱性能や気密性能が圧倒的に高くなっています。
一酸化炭素中毒などにならないよう、必ず換気扇を回すこと。ぜったいにお忘れなきよう、お願いいたします。