世田谷の注文住宅|建築模型|(株)ホープス代表 清野廣道のブログ
世田谷の注文住宅|(株)ホープス代表 清野廣道のブログ
[建築模型]
ホープスの事務所奥の壁面棚には、たくさんの建築模型が飾られています。通りに面した窓にもいくつかディスプレイしてありますから、お近くの方はご覧になったことがあるかと思います。
私たちは、設計のイメージをお客様にわかりやすくお伝えするために、建築模型を制作したり、3DのCADを使ってプレゼンテーションします。図面を見慣れない方は、平面図だけでは空間をイメージしづらいですからね。
打合せで建築模型をお見せすると、お客様のテンションは一気に上がります。「へぇ、こんな風になるんだ!」と目を輝かせます。家づくりの工程で、私達がうれしい瞬間のひとつです。
建築模型は、平面プランを見ただけでは作ることができません。でも、たいがいの場合、私たちが建築模型を作る段階で出来ている図面は平面のみです。この矛盾、どういうことかと言うと、この時すでに私の頭の中では、立体的なイメージまで想定しているのです。
建築模型を外注に依頼する住宅会社もありますが、私たちは絶対にこれをしません。なぜなら、自分で作ることが好きだからです。自分のお楽しみを、わざわざお金を払って人に任せるなんてあり得ませんよね?(これをすることで、立面、断面を我々も検証することが出来るのです。)
気分がノッてくると、作る予定になかったイスやテーブルをこしらえてみたり。どこに人(ミニチュア)を立たせようか、悩む時間がたまらなく楽しかったり。朝から作りはじめて、昼食をとることを忘れて、いつの間にか日が暮れる時間になって「保育園に子どもを迎えにいかなくちゃ!」と慌てたり。
建築模型を作るには、小サイズで丸1日、大サイズで丸2日かかります。モノ作りが苦手な方にとっては、こうした作業は苦痛以外のナニモノでもないと思いますが、子どもの頃は給食や遠足よりプラモデル作りが好きだった私にとっては、お楽しみの時間でしかありません。(ごめんなさい!最近は設計スタッフが設計の確認をしながら作ることが多いです。・・・)
プラモデルと言えば、小学生のころ、夢中になって作っていたのがドイツ軍の戦車です。パンサー!タイガー!ロンメル!わかる人にはわかりますよね(笑)
1/35スケールのドイツ兵(人形)に、息をとめて慎重にプラカラーで彩色したり。
石膏でつくった敷地にキャタピラで痕をつけて、戦車が通った後の情景を演出してみたり。
TAMIYAの赤と青の★☆が、またカッコよくて!
清水寺とか熊本城とか、寺院やお城もよく作ったなぁ。
この話をすると、「どうして、ドイツ軍?」とよく聞かれるのですが、そのへんは打合せで一息つくときにでも。話が止まらなくなったら、スミマセン。。。
ちなみに、ドイツを知るなら「やさしい本泥棒」という映画がおすすめです。全米が泣いたかどうかは知りませんが、私は泣きました。
またプラモデル作りたくなったから、こんどの休みは子どもを連れて模型店にでも行ってみようかな!