本日は、先日行われた杉並区I邸の建て方の様子をレポートします！

こちらでは通りの制限もあったことから、クレーン車ではなく大工さんたちが人力で柱、梁を持ち上げる『手上げ』での作業が行われました。

梁成（はりせい＝梁の高さ）56㎝の巨大な梁。こちらの住宅は、前面の2階部分が大きく前に張り出しており、そこが外観上の一番のデザインポイントとなっています。その部分を支えるための頑丈な梁が必要となるのです。

6人がかりで梁を持ち上げ、上からロープをかけて引き上げています。
　

大きな梁が何本もかかりました。

SE構法の建て方では、まず3階までの柱を立ててしまい、次に2階の梁を取り付けてから、その上に2階の床下地となる合板（ごうはん）を貼り付ける手順となります。

2階床ができてきました。床の下地には、厚さ2.8㎝の『構造用合板』を使用します。SE構法では、建物の耐震性を担うこの構造用床合板も生産管理されており、表面には『SE構法』の文字が刻印されています。

今回は手上げ作業であることもあり、2日がかりでの建て方となります。本日は、3階建てのお宅の2階部分まで建て方が進みました。下の写真は、2階の張り出し部分を正面から見たもの。建て方途中ながら、迫力がありますね！

建て方2日目のレポートは次回に続きます。どうぞお楽しみに。。。！