2世帯を可能にした、短辺方向のスキップフロア住宅
親世帯、共有、子世帯のゾーン分けを生かしたスキップフロア
今回は2世帯住宅なので、それぞれ親世帯と子世帯がどこまで共有するかが重要でした。
お施主様のご家族は非常に仲がいいので、KDLは共有としたプランニングとなっています。
計画地は一種高度地区で非常に斜線制限がきつい地域であり、3階建てを建てることは非常に難しい地域にあります。
なので、1フロアずつそれぞれのゾーンを割り当てることができませんでした。
そこで、スキップフロアとして半フロア下げることにより、使えるフロアが0.5増えるだけではなく、共有のスペースも親世帯と子世帯どちらからも近く感じられるようにしました。
また、斜線で切れてしまう部分はバルコニーとして、有効活用しています。
スペースに限りがあるので、お子様の部屋は設けず、ドラえもんの押し入れのように下はクローゼット兼スタディースペース、上は寝床として遊び心のあるつくりとしています。
工事場所 | 東京都三鷹市 |
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竣工年月 | 2021年1月 |
主要用途 | 専用住宅 |
構造 | 木造(SE構法) |
延床面積 | 70~80㎡ |