築約４０年の古屋の改修に当たり、清野社長との話し合いの結果、ホープスさんにお願いしたいとの希望が家族一致し、信頼の上で始まりました。
身内(娘)が設計監理を行ったり、また、工事真っ只中の３月１１日の大震災で建材の確保や工程の見直しに奔走されたり、ほかの物件にはないお気遣いやご苦労をされたことと思います。
５月末には予定通りに引き渡していただき、現場監督の坪井さんをはじめ、携わってくれたそれぞれの職人さんの人柄と力量に感謝しております。
当初の予算はオーバーしましたが、愛着のある古い部材を生かしつつ、結果的には妥協せず遂行してもらい、改修を終えて耐震補強の安心と共に、新たな生活が始まりました。

ウッドデッキに腰掛けてビールを飲む客人がいたり、猫たちが日向ぼっこをしたり、小さいながらもテラスはなかなかの和みの場となり、目を細めてリビングから眺めています。
無垢を使用したフローリングは乾燥と共に波打ったりしていますが、それも自然の味わいと、家族と共に成長するつもりで今後の変化を見守っています。
古くからの姿をしる街の人たちからも、エントランスホールのルーバーを眺めて「品のいい家になりましたね」とか、「新旧の調和が面白いですね」などの評価をもらっています。
「家ハ人哉リ」という個人の言葉があるそうですが、あら大変！品良く、面白くここに住み続けなければ！と思うこの頃です。
未だ手直ししなければならない箇所もありますが、日々の生活を楽しみ、幸せを感じております。
今後ともお付き合いのほどよろしくお願い致します。

Works
http://www.archi-hopes.co.jp/works/w_renovation/wr_renovation/wamodern.html