帰りたくなる家を実現するために!帰りたくなる家をつくる方法を紹介!

日々の忙しさから解放される瞬間、自宅の扉を開けたときに感じる安らぎは、計り知れない価値があります。
近年、自宅をただの生活空間ではなく、日常からの逃避と回復の場所として捉える人が増えています。
居心地の良さと機能性を重視する方にとって、究極のリラクゼーション空間を実現する方法は、まさに心と体が求めるものです。
この記事では、自宅の居心地と機能性を高めることで、どのように日々の質を向上させるかをご紹介します。
 

□早く帰りたくなる家をつくるメリットとは?

 
1:気持ちよく過ごせる時間が増える
 
好きな家に住むことで、気持ちよく過ごせる時間が格段に増えます。
理想に近い家に住むと、そこで過ごす毎秒が楽しくなり、作業の効率も上がります。
自分にとって最適な環境は、心を休める場所でもあります。
この変化は、日々の生活において大きな価値があります。
 
2:早く帰る工夫を生み出す
 
好きな家に早く帰りたいという思いは、日々の行動にも影響を与えます。
その結果、仕事や外出の計画を効率的に立てるようになり、時間管理が上手になることもあります。
早く帰るために「今やるべきことは何か」を常に考えることで、効率的な行動につながります。
 
3:無駄な外出が減る
 
自宅が心地よい場所になると、無駄な外出が減ります。
飲み会への参加は楽しいものの、家での時間を大切にすることで、「なんとなく飲む」無駄な時間がなくなります。
これは、時間だけでなく、経済的な節約にも繋がります。
好きな家に住むことは、単に快適な空間を提供するだけでなく、生活全般の質を向上させる多大なメリットがあります。
自宅での時間を大切にすることは、日々の生活を豊かにし、精神的な満足感を高める鍵となります。
 

□心も体も癒され帰りたくなる家づくりの秘訣

 
自宅を理想のリラックス空間に変えることは、日々の疲れを癒し、心と体の両方にとって重要です。
帰宅した瞬間から、疲れが溶けていくような心地よさを提供する家づくりのコツをご紹介します。
 

*床に物を置かない

 
床に物が散乱していると、家に帰った瞬間から、片付けなければいけないプレッシャーを感じ、心が休まりません。
床に直接物を置かず、部屋に入った瞬間にスッキリとした印象を受けられるようにしましょう。
これにより、部屋全体の快適さが増し、リラックスしやすくなります。
 

*収納を工夫する

 
物の定位置をつくることで、部屋が散らかりにくくなります。
ボックスやカゴを使って、物の定位置をしっかりと決めましょう。
読む雑誌や本、掃除用具などは使用場所の近くに収納し、簡単に片付けられるようにします。
また、収納がいっぱいになったら整理のタイミングと考え、物が増えるのを防ぎます。
 

*テーブルやカウンター上をスッキリ保つ

 
テーブルやカウンターは、物が置かれがちな場所です。
ここをスッキリと保つことで、部屋全体の清潔感が増します。
出かける前にテーブルの上を片付けることで、スッキリとした空間に帰宅できます。
 

*お気に入りのコーナーをつくる

 
自分の好きなものに囲まれることで、心がほっと落ち着きます。
お気に入りの雑貨や写真、花などを飾ることで、自分だけのリラックススペースをつくり出しましょう。
このようにすると、家に帰ることがより一層楽しみになります。
 

*間接照明で落ち着いた雰囲気を演出

 
照明は部屋の雰囲気を大きく左右します。
壁を照らす間接照明を取り入れることで、柔らかな光が空間に広がり、リラックスできる雰囲気をつくり出せます。
自宅を心地よいリラックス空間にすることは、忙しい日々の中での小さな逃避場所を提供します。
上記のコツを取り入れることで、帰宅するのがより一層楽しみになるので、ぜひ試してみてください。
 

□居心地の良さを高めるインテリアの選び方

 
居心地の良い空間づくりには、インテリア選びが非常に重要です。
質感や色使いにこだわったインテリアを選ぶことで、よりリラックスできる空間を実現できます。
居心地を高めるインテリア選びのポイントを4点ご紹介します。
 
1:肌触りの良いラグを選ぶ
 
肌ざわりが良いラグは、部屋の印象を大きく変えます。
コットン製のラグは肌に優しく、冬場は暖かく感じられるため、ゴロゴロと過ごしたくなる空間をつくり出します。
ラグは部屋の印象を左右するアイテムなので、お気に入りのものを選びましょう。
 
2:リネン素材のソファを選ぶ
 
くつろぎの時間に欠かせないソファ選びも重要です。
リネン素材のソファは、ソフトな触り心地と温かみを感じさせる素材感が魅力です。
部屋に置くだけで、ぬくもりが感じられるような空間をつくり出します。
 
3:温かみのある色でインテリアを選ぶ
 
インテリアの色選びも居心地の良さに大きく影響します。
木材と真鍮を組み合わせたシェルフや、自然な風合いのミラーなど、温かみのある色のインテリアを選ぶことで、部屋全体がほっこりとした雰囲気になります。
 
4:雰囲気を醸し出す照明を選ぶ
 
照明は部屋の雰囲気づくりに欠かせない要素です。
間接照明や、物語に出てきそうなシャンデリアを選ぶことで、部屋に柔らかな光をもたらし、落ち着いた空間を演出できます。
 

□まとめ

 
居心地の良さと機能性を重視した家づくりは、心地よい日々を送るために欠かせない要素です。
早く帰りたくなる家をつくるメリット、心も体も癒される家のつくり方、そして居心地を高めるインテリアの選び方を通じて、理想のリラクゼーション空間を実現しましょう。
これらのポイントを押さえることで、自宅を究極の癒し空間に変えられます。
ぜひ日々の疲れを忘れさせてくれる、そんな特別な場所を自宅につくる参考にしてください。

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著者情報

清野 廣道

清野 廣道

株式会社ホープス代表 
一級建築士
横浜市出身・1995年7月ホープス設立
限られた敷地条件を最大限に活かした、風・光・緑の感じることのできる空間提案を心がけています。

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