ウッドデッキと囲炉裏のある暮らしで癒し空間を創出

週末は家族や友人とBBQを楽しんだり、自然を感じながらゆったりと過ごしたい。
そんな理想のライフスタイルを実現するのに最適な空間が、ウッドデッキと囲炉裏のある暮らしです。
開放的な空間で過ごす喜びと、温かみのある囲炉裏の灯りが織りなす特別な時間。
本記事では、ウッドデッキと囲炉裏のある暮らしの魅力を解説します。
あなたの理想の空間を具体的にイメージし、実現への意欲を高めるためのヒントがきっと見つかるはずです。

□ウッドデッキと囲炉裏のある暮らしの魅力

ウッドデッキと囲炉裏のある暮らしは、単なる家の延長ではなく、自然と一体になれる特別な空間を生み出します。

1:開放的な空間で心も身体も解放される

ウッドデッキは、リビングやダイニングの延長のような存在。
部屋の中にいながら、外の空気を存分に感じることができます。
窓を開けて風を通せば、家の中にいても爽やかな風が吹き抜け、開放的な空間を実現できます。
特にリビングからウッドデッキへのスムーズなアクセスがあれば、部屋と一体になったような広がりを感じられます。

2:家族や友人との時間を特別な時間に

ウッドデッキは、家族や友人との時間を特別な時間に彩る、最高の舞台となります。
週末のバーベキューや、夏の夜には星空を見ながらの談笑など、思い出に残る瞬間を演出できます。
また、ウッドデッキに設置したテーブルや椅子は、普段使いはもちろん、特別な日のディナーにも最適です。

3:囲炉裏の温かさが、空間を包み込む

囲炉裏は、日本の伝統的な暖炉であり、その温かさは心を落ち着かせ、安らぎを与えてくれます。
炎が揺らめく様子は、見ているだけで心が安らぎ、会話も弾みます。
囲炉裏を囲んで家族や友人と語り合う時間は、かけがえのない思い出となるでしょう。

4:多様な用途で、暮らしを豊かに

ウッドデッキと囲炉裏は、単なるリラックス空間としてだけでなく、様々な用途で活用できます。
例えば、ウッドデッキは、洗濯物を干したり、ガーデニングを楽しんだり、ペットと遊んだりするスペースとしても最適です。
囲炉裏は、暖炉としてだけでなく、料理をすることも可能です。

5:自然と触れ合い、五感を刺激する

ウッドデッキは、自然と触れ合い、五感を刺激する最高の空間です。
朝の光を浴びながらコーヒーを飲んだり、鳥のさえずりを聞きながら読書をしたり、夜は満天の星空を眺めたり。
自然の恵みを五感で感じながら過ごす時間は、都会では味わえない贅沢な時間です。

□ウッドデッキと囲炉裏を組み合わせて作る理想の空間

ウッドデッキと囲炉裏を組み合わせることで、開放的な空間と温かい雰囲気を同時に実現できます。
それぞれの要素を最大限に活かすためには、設計段階から細心の注意が必要です。

1:ウッドデッキの素材とサイズ

ウッドデッキの素材には、耐久性とデザイン性の高い木材がおすすめです。
例えば、耐久性に優れたハードウッドや、美しい木目が特徴のレッドシダーなどが人気です。
サイズは、用途やスペースに合わせて、適切なものを選びましょう。
小さすぎると窮屈に感じ、広すぎると管理が大変になります。

2:囲炉裏の種類と設置場所

囲炉裏には、伝統的な土間囲炉裏や、現代的なデザインの囲炉裏テーブルなど、様々な種類があります。
設置場所も、ウッドデッキの中央に設置したり、コーナーに設置したりと、デザインや用途に合わせて検討しましょう。

3:設計のポイント

ウッドデッキと囲炉裏を組み合わせる際には、以下の点を考慮しましょう。

・日当たり
ウッドデッキは、日当たりが良い場所に設置することが重要。
特に、囲炉裏のあるスペースは、日差しが遮られないように設計しましょう。

・風通し
ウッドデッキは、風通しが良く、快適に過ごせるように設計しましょう。
特に、囲炉裏のあるスペースは、煙がこもらないように、風通しの良い場所を選ぶのが吉。

・安全性
囲炉裏は、火を使うため、安全性を第一に考えましょう。
子供やペットが近づかないように、安全対策を施す必要があります。

・メンテナンス
ウッドデッキは、定期的なメンテナンスが必要です。
素材や構造によってメンテナンス方法は異なりますので、事前に確認しておきましょう。

□ウッドデッキと囲炉裏のある暮らしを実現するためのステップ

ウッドデッキと囲炉裏のある暮らしを実現するには、設計、施工、メンテナンスなど、いくつかのステップが必要となります。
それぞれのステップにおける注意点や、専門業者への依頼方法、費用相場などを具体的に解説していきます。

1:設計

ウッドデッキと囲炉裏の設計はプロに依頼がベスト。
あなたの希望やライフスタイル、敷地条件などを考慮し、最適な設計プランを提案してくれます。
設計の際には、以下の点を具体的に伝えましょう。

・ウッドデッキのサイズと素材
・囲炉裏の種類と設置場所
・予算
・希望のデザイン
・その他要望

2:施工

設計が完了したら、いよいよ施工です。
実績や評判、アフターサービスなどを確認しましょう。

3:メンテナンス

ウッドデッキは、定期的なメンテナンスが必要です。
素材や構造によってメンテナンス方法は異なりますので、施工業者に相談しましょう。
例えば、木材製のウッドデッキは、定期的に塗装や防腐処理を行う必要があります。
また、囲炉裏は、定期的に灰を掃除したり、火口を交換したりする必要があります。

4:費用相場

ウッドデッキと囲炉裏の費用は、サイズや素材、設計、施工によって大きく異なります。
目安としては、ウッドデッキの費用は1坪あたり10万円から20万円、囲炉裏の費用は5万円から10万円程度です。

5:依頼の流れ

専門業者を探すには、インターネットや住宅雑誌、地域の工務店などを利用しましょう。

□ウッドデッキと囲炉裏のある暮らしの事例

1:家族の団らんの場として

週末には、家族みんなでウッドデッキでBBQを楽しむことができます。
子供たちは走り回り、大人たちは談笑し、楽しい時間を過ごせます。
夜は、ウッドデッキに設置したハンモックでゆっくりと読書をしたり、星空を眺めながら家族と語り合ったりすることもできます。
ウッドデッキは、家族の団らんの場として最適な空間です。

2:友人との語らいの場に

友人を招待して、ウッドデッキでバーベキューパーティーを開くのもおすすめです。
開放的な空間で、美味しい料理を囲んで、楽しい時間を過ごせます。
夜は、囲炉裏の火を眺めながら、お酒を飲んだり、語り合ったりすることもできます。
ウッドデッキは、友人との語らいの場としても最適な空間です。

3:ペットとのくつろぎの場に

ペットと一緒にウッドデッキで日向ぼっこをするのも気持ちが良いです。
ペットと遊びながら、ゆったりと過ごすことができます。
ただし、ペットが誤って囲炉裏に近づかないように、安全対策をしっかりと行う必要があります。
囲炉裏の近くに柵を設置したり、ペットが近づかないように注意を促したりするなど、安全対策を徹底しましょう。

□まとめ

この記事では、ウッドデッキと囲炉裏のある暮らしの魅力を紹介しました。
ウッドデッキと囲炉裏は、開放的な空間と温かい雰囲気を同時に実現する、最高の組み合わせ。
家族や友人との時間を特別な時間にしたり、自然と触れ合い五感を刺激したり、様々な用途で暮らしを豊かにします。
この記事を参考に、ウッドデッキと囲炉裏のある暮らしを実現してみてはいかがでしょうか。

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著者情報

清野 廣道

清野 廣道

株式会社ホープス代表 
一級建築士
横浜市出身・1995年7月ホープス設立
限られた敷地条件を最大限に活かした、風・光・緑の感じることのできる空間提案を心がけています。

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