おしゃれな部屋をモノトーンインテリアで実現!モノトーンで作る洗練された空間

モノトーンインテリアは、白、黒、グレーといった無彩色を基調とすることで、シンプルながらも洗練された空間を演出できる魅力的なインテリアスタイル。
海外インテリアのようなおしゃれな雰囲気、生活感を抑えスッキリとした空間、コーディネートのしやすさなど、モノトーンインテリアには多くの魅力があります。
しかし、「おしゃれな部屋にしたいけど、どこから手をつければいいか分からない」「モノトーンインテリアに挑戦してみたいけど、難しそう」と感じている方も多いのではないでしょう。
この記事では、モノトーンインテリアの魅力、コーディネートのコツ、部屋別コーディネート例をご紹介。

□モノトーンインテリアの魅力

モノトーンインテリアは、白、黒、グレーというシンプルな色使いで、洗練された空間を演出できるインテリアスタイルです。
多くの魅力を持つモノトーンインテリアですが、その魅力を具体的に見ていきましょう。

1: 洗練された空間を演出

モノトーンインテリアは、白、黒、グレーの無彩色を基調とすることで、シンプルながらも洗練された雰囲気を醸し出します。
海外インテリアのようなスタイリッシュな空間を簡単に実現できるのが魅力。

2:生活感を抑えスッキリとした空間

モノトーンインテリアは、色数が少ないため、お部屋全体がスッキリと見えます。
生活感を抑え、落ち着きのある空間を作ることができます。
また、白やグレーは光を反射する性質があるため、部屋を広く見せる効果も。

3:コーディネートしやすい

モノトーンインテリアは、白と黒という2色を基本とするため、コーディネートがしやすいのも魅力。
グレーは白と黒を混ぜた色なので、色同士が喧嘩することなく、調和のとれた空間を作ることができます。
さらに、白や黒などの無彩色は、トレンドに左右されない色なので、長く飽きずに楽しむことができます。

□モノトーンインテリアを成功させるためのコツ

モノトーンインテリアは、シンプルでスタイリッシュな空間を演出できる反面、うまくコーディネートしないと、単調で面白みのない空間になってしまうこともあります。
そこで、モノトーンインテリアを成功させるための4つのコツをご紹介。

1:白の分量を多めにする

モノトーンインテリアは、白と黒のバランスによって大きく印象が変わります。
白は明るさや清潔感を、黒は深みや落ち着きをイメージさせる色。
白を多めに使うことで、明るく開放的な空間になります。
また、白をベースカラーにすることで、黒やグレーの色味がより際立ち、アクセントに。

2:グレーでバランスを調整する

白と黒だけでは、少し寂しい印象になってしまうこともあります。
グレーを効果的に使うことで、空間全体に奥行きと変化を与えられます。
グレーは、白と黒の中間色なので、白と黒のバランスを調整する役割を果たします。
また、グレーはさまざまなトーンがあるので、お部屋の雰囲気に合わせて使い分けると、より洗練された空間になります。

3:鮮やかな色を加えて表情を豊かにする

モノトーンインテリアは、無彩色でまとめるため、どうしても無機質な印象になりがちです。
そこで、アクセントカラーとして、鮮やかな色を少しだけ加えてみましょう。
アクセントカラーには、青、赤、黄色、緑など、好みの色を使うことができます。
アクセントカラーは、小物や絵画、クッションなど、ポイントとなる場所に置くことで、空間全体に華やかさをプラスできます。

4:曲線のデザインで変化を出す

モノトーンインテリアは、直線的なデザインと相性が良いですが、全て直線でまとめると、少し硬い印象になることもあります。
曲線のデザインを取り入れることで、空間全体に柔らかさをプラスできます。
例えば、丸い形のクッションやラグ、曲線を描いたアートを取り入れてみましょう。

□おしゃれなモノトーンインテリア実例

具体的なモノトーンインテリアのコーディネート例を見ていきましょう。
ここでは、シンプルモダン、ナチュラルモダン、北欧モダン、フェミニンなど、さまざまなテイストのモノトーンインテリアがあります。

1:シンプルモダン

シンプルモダンなモノトーンインテリアは、無駄をそぎ落とした洗練された空間を演出します。
白を基調とし、グレーや黒をアクセントカラーとして取り入れることで、スタイリッシュで都会的な雰囲気になります。

2:ナチュラルモダン

ナチュラルモダンなモノトーンインテリアは、木製の家具や自然素材を取り入れることで、温かみのある空間を演出します。
白やグレーをベースカラーにし、木製の家具や観葉植物などを置くことで、シンプルながらも心地よい空間になります。

3:北欧モダン

北欧モダンなモノトーンインテリアは、白やグレーを基調とし、木製の家具やナチュラルな素材を取り入れることで、明るく開放的な空間を演出します。
北欧らしい温かみのある雰囲気を出しつつ、シンプルで洗練された空間を実現できます。

4:フェミニン

フェミニンなモノトーンインテリアは、白やグレーを基調とし、レースやフリルなどの可愛らしい要素を取り入れることで、上品で可愛らしい空間を演出します。
白をベースカラーにし、グレーや薄いピンクなどの淡い色をアクセントカラーとして取り入れることで、華やかさをプラスできます。

□部屋別モノトーンインテリアコーディネート

部屋別でモノトーンインテリアをコーディネートするポイントを見ていきましょう。
ここでは、寝室、リビング、ダイニングなどの部屋別コーディネート例を紹介します。

1:寝室

寝室は、リラックスできる空間であることが大切です。
モノトーンインテリアで寝室をコーディネートする場合は、白やグレーを基調とし、黒やダークグレーをアクセントカラーとして取り入れることで、落ち着きのある空間になります。
ベッドカバーや枕カバー、カーテンなどにグレーや黒を取り入れると、より洗練された雰囲気になります。

2:リビング

リビングは、家族や友人と過ごす空間なので、明るく開放的な空間であることが大切です。
モノトーンインテリアでリビングをコーディネートする場合は、白を基調とし、グレーや黒をアクセントカラーとして取り入れることで、スタイリッシュで心地よい空間になります。
ソファやラグ、クッションなどにグレーや黒を取り入れると、より洗練された雰囲気になります。

3:ダイニング

ダイニングは、食事を楽しむ空間なので、明るく清潔感のある空間であることが大切です。
モノトーンインテリアでダイニングをコーディネートする場合は、白を基調とし、グレーや黒をアクセントカラーとして取り入れることで、シンプルでスタイリッシュな空間になります。
テーブルクロスや椅子、食器などにグレーや黒を取り入れると、より洗練された雰囲気になります。

□まとめ

モノトーンインテリアは、シンプルながらも洗練された空間を演出できる魅力的なインテリアスタイルです。
白、黒、グレーというシンプルな色使いで、洗練された空間を演出できます。
モノトーンインテリアを成功させるためには、白の分量を多めにする、グレーでバランスを調整する、鮮やかな色を加えて表情を豊かにする、曲線のデザインで変化を出すなど、いくつかのポイントを押さえれば、誰でも簡単に実現できます。
自分らしいモノトーンインテリアで生活空間を彩ってみてください。

 

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著者情報

清野 廣道

清野 廣道

株式会社ホープス代表 
一級建築士
横浜市出身・1995年7月ホープス設立
限られた敷地条件を最大限に活かした、風・光・緑の感じることのできる空間提案を心がけています。

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