新築で後悔しない!ニッチの選び方、失敗しないための注意点

新築で家を建てる際、おしゃれな空間作りに欠かせない要素として、ニッチが注目されています。
しかし、ニッチを設置する際には、場所やサイズ、用途などを慎重に検討しないと、後々後悔する可能性も。

新築でニッチを検討する前に知っておきたいこと


ニッチは、壁や柱をくり抜いて作ったスペースで、収納やディスプレイなど、様々な用途で活用できます。
おしゃれな空間作りに役立つ一方で、設置場所やサイズを間違えると、使い勝手が悪くなってしまい、せっかく作ったニッチがただの空間になってしまったり、掃除が大変になったりと、後悔する可能性も

1: ニッチのメリットとデメリットを理解する

ニッチを設置するメリットは、収納スペースの確保、ディスプレイスペースの確保、空間のアクセントになるなどがあります。
一方で、デメリットとしては、ホコリがたまりやすく掃除が大変、設置場所によっては使い勝手が悪い、費用がかかるなどがあります。
ニッチを設置する際は、これらのメリットとデメリットを比較検討し、本当に必要かどうか、設置場所やサイズ、用途などをしっかりと考えてから決めることが大切です。

2: ニッチの選び方

ニッチの選び方は、設置場所、サイズ、用途などを総合的に考えて決める必要があります。

■設置場所

ニッチを設置する場所によって、使い勝手や見た目が大きく変わります。
・玄関:靴や帽子、鍵などの収納スペースとして活用できます。
・廊下:ちょっとしたディスプレイスペースとして活用できます。
・リビング:本や雑誌、リモコンなどの収納スペースとして活用できます。
・寝室:アクセサリーやコスメなどの収納スペースとして活用できます。
・キッチン:調味料や食器などの収納スペースとして活用できます。
・洗面所:タオルやアメニティなどの収納スペースとして活用できます。
・トイレ:トイレットペーパーや芳香剤などの収納スペースとして活用できます。

■サイズ

ニッチのサイズは、収納する物やディスプレイする物のサイズに合わせて決める必要があります。
・収納スペースとして使う場合は、収納する物のサイズに余裕を持たせて設計する必要があります。
・ディスプレイスペースとして使う場合は、ディスプレイする物のサイズに合わせて設計する必要があります。

■用途

ニッチの用途を明確にすることで、より使いやすく、見た目も美しい空間を作ることができます。
・収納スペースとして使う場合は、収納する物の種類や量を考慮して設計する必要があります。
・ディスプレイスペースとして使う場合は、ディスプレイする物を決めてから設計する必要があります。

3: 失敗しないための注意点

ニッチを設置する際には、以下の点に注意しましょう。

■耐力壁への設置

ニッチを設置する場所が耐力壁の場合、構造上設置できない場合があります。
耐力壁は、建物の強度を支える重要な壁なので、むやみにくり抜くことはできません。
ニッチを設置する前に、設計士や工務店に相談し、構造的に問題がないか確認する必要があります。

■断熱材への影響

外壁にニッチを設置する場合、断熱材への影響も考慮する必要があります。
断熱材をくり抜いてしまうと、断熱性能が低下し、室温が変化しやすくなってしまいます。
外壁にニッチを設置する場合は、断熱材を補強する方法など、適切な対策を検討する必要があります。

■掃除のしやすさ

ニッチは、奥行きが浅い場合、掃除がしにくい場合があります。
特に、ホコリがたまりやすい場所なので、掃除のしやすさを考慮して設計する必要があります。

■将来の変更

ニッチを設置すると、後から変更することが難しくなります。
ニッチのサイズや位置を慎重に検討し、将来の生活スタイルの変化にも対応できる設計にすることが大切です。

ニッチのメリットとデメリット


ニッチは、おしゃれな空間作りに役立つだけでなく、収納スペースやディスプレイスペースとしても活用できる便利なアイテムです。
しかし、設置場所やサイズ、用途などを間違えると、使い勝手が悪くなってしまい、せっかく作ったニッチがただの空間になってしまったり、掃除が大変になったりと、後悔する可能性も。

1: ニッチのメリット

ニッチのメリットは、主に以下の3つです。

■収納スペースの確保

ニッチは、壁面を利用して収納スペースを確保できるため、限られたスペースを有効活用できます。
特に、リビングや寝室など、収納スペースが少ない部屋では、ニッチを活用することで、スッキリとした空間を作ることができます。

■ディスプレイスペースの確保

ニッチは、ディスプレイスペースとしても活用できます。
写真や絵画、小物を飾ることで、空間のアクセントとなり、個性を演出できます。

■空間のアクセントになる

ニッチは、壁面に凹凸を生み出すことで、空間のアクセントとなり、単調な空間をより個性的な空間に仕上げることができます。

2: ニッチのデメリット

ニッチのデメリットは、主に以下の4つです。

■ホコリがたまりやすい

ニッチは、壁面をくり抜いた空間であるため、ホコリがたまりやすく、掃除が大変です。
特に、奥行きが深いニッチの場合、掃除機が届きにくく、手作業で掃除する必要があるため、手間がかかります。

■設置場所によっては使い勝手が悪い

ニッチは、設置場所によっては使い勝手が悪くなることがあります。
例えば、奥行きが浅いニッチの場合、大きな物を収納したり、ディスプレイしたりすることができません。
また、ニッチの高さによっては、物が取り出しにくくなる場合もあります。

■費用がかかる

ニッチは、壁をくり抜いて作るため、一般的な収納棚よりも費用がかかります。
ニッチのサイズや形状、設置場所によって費用は異なりますが、事前に見積もりを取っておくことをお勧めします。

■後から変更することが難しい

ニッチを設置すると、後から変更することが難しくなります。
ニッチのサイズや位置を慎重に検討し、将来の生活スタイルの変化にも対応できる設計にすることが大切です。

まとめ


新築住宅にニッチを設置する際には、設置場所、サイズ、用途などを事前に決めておくことが重要です。
ニッチのメリットとデメリットを理解し、失敗しないための注意点を守り、理想の空間を実現しましょう。
後悔のないニッチ選びをするために、この記事を参考に、しっかりと計画を立ててください。

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Works(株)ホープスの建築実例

著者情報

清野 廣道

清野 廣道

株式会社ホープス代表 
一級建築士
横浜市出身・1995年7月ホープス設立
限られた敷地条件を最大限に活かした、風・光・緑の感じることのできる空間提案を心がけています。

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