こだわりのあるデザイン住宅にするには?間取りのポイントをご紹介します!

この記事をご覧の方は、こだわりのあるデザイン住宅にしたいとお考えの方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、こだわりのあるデザイン住宅を実現するためにリビング、キッチンの間取りや収納のポイントをご紹介します。
また失敗しないポイント、おしゃれにするポイントもご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

□デザイン住宅のリビングの間取りについて

リビングはご家族が集う大切な空間ですよね。
そんなリビングの間取りには、どのようなものがあるのか見ていきましょう。

まずは、リビング階段です。
リビング階段とは、螺旋階段やスケルトン階段などです。
デザイン性に凝れますので、おしゃれに見せることが可能です。

次に、吹き抜けです。
吹き抜けにより、開放感を出せます。
空間のつながりができますので、まさにモデルルームのような家になります。

次に、趣向を凝らした和室コーナーです。
工夫をすることで、とてもおしゃれな空間にできます。

最後に、大空間リビングです。
柱や壁のない大空間のリビングであれば、広々と利用できるでしょう。

以上がリビングの間取りでした。

□デザイン住宅のキッチンの間取りについて

ここからは、キッチンの間取りについて見ていきましょう。

まずは、対面式キッチンです。
リビングを眺めながら調理できます。
ダイニングテーブルと横並びにしたり、おしゃれな照明を吊り下げたりできますよ。

次に、アイランドキッチンです。
アイランドキッチンは見た目もおしゃれで、かつ収納や作業スペースも広いです。

最後に、独立キッチンです。
料理に集中したい方におすすめです。
収納を十分に設けられ、かつデザインも自由にできますので、お気に入りのキッチンにできるでしょう。

以上がキッチンの間取りでした。

□収納の間取りについて

では、収納の間取りについても見ていきましょう。

まず、ファミリークローゼットです。
ご家族の服を一箇所に収納できるスペースです。
洗濯後の流れをスムーズにできるでしょう。

次に、パントリーです。
パントリーを設置することで、食材や家電を十分に収納することができるでしょう。
棚の高さや奥行きなど、収納したものをイメージしながら計画をすることがおすすめです。

次に、ウォークイン玄関収納です。
こちらは、近年人気が高まっている収納です。
アウトドア用品をたっぷりと収納できます。
便利なだけでなく、おしゃれな空間にできるでしょう。

次に、ロフトです。
ハシゴではなく、固定階段にすることで使いやすくなりますよ。

最後に、リビング収納です。
リビングにものを隠せられる収納を設けると良いでしょう。

以上が収納の間取りでした。

□失敗しないためのポイントとは?

ここまでは、各間取りについてご紹介しました。
せっかくの住宅を建てるのですから、失敗したくありませんよね。
そこでここからは、失敗しないためのポイントを、失敗例を挙げながらご紹介します。
よくある失敗例を参考にして、失敗しない家づくりをしてみてください。

1つ目は、玄関で採光を考慮することです。
失敗例として、採光を一切考えずに間取りを決めたせいで昼なのに真っ暗な玄関になってしまったことが挙げられます。
この失敗を防ぐためには、下駄箱部分に窓を設置したり、採光窓付きの玄関のドアに変えたりすることが考えられます。

2つ目は、対面キッチンのカウンターに高さを設けることです。
失敗例として、対面キッチンにした場合に他人から見えすぎてしまうことが挙げられます。
特に来客が多いと、キッチンが丸見えという状態になってしまうかも知れません。
この失敗を防ぐためには、カウンターに高さを設けることが考えられます。

3つ目は、トイレの設置場所を考慮することです。
失敗例として、トイレの排水音が気になるというケースが挙げられます。
家族であれば気にならないかも知れませんが、来客が多い場合ですと、お互いに気を遣ってしまいますよね。
そのため、トイレを設置する場所は、浴室やクローゼットの隣に設置することが考えられます。

4つ目は、十分な収納スペースを設けることです。
失敗例として、収納スペースが不足していることが挙げられます。
収納を確保したつもりでも、幅や奥行きが足りていないこともありますよね。
収納を確保する際、これくらいでいいや、という思い込みで間取りを作ることは避けましょう。

新居になってから、ものが増える場合があるからです。
そのため、どこに何を収納するかを具体的にイメージしながら、十分に収納スペースを設けましょう。

5つ目は、コンセントの設置場所を考慮することです。
失敗例として、必要な場所にコンセントがないことが挙げられます。
掃除機をかける時にあちこちに差し込んでいては、とても不便ですよね。
そのため、どこにコンセントがあれば便利かを考えて配置することをおすすめします。

6つ目は、音の響きを考慮することです。
特に、お子様がいらっしゃるご家庭では、足音が気になるケースが多いですよね。
寝室の上に子供部屋を設置してしまうと、どうしても足音が気になってしまう、ということもあるでしょう。
この失敗を防ぐために、音が出る部屋の下には別の空間を設けることが考えられます。
玄関や浴室であれば、音が響いても気にならないでしょう。

以上が、失敗例と失敗しないポイントでした。
快適に過ごしていくためにも、よくある失敗例を把握して、失敗しないための工夫をしていきましょう。

□住宅をおしゃれにするポイントとは?

ここまでは、失敗しないポイントをご紹介しました。
失敗せず、そしてさらにおしゃれな住宅にしたいですよね。
そこでここからは、住宅をおしゃれにするポイントをご紹介します。

1つ目は、コンセプトを統一することです。
あれもこれも、と詰め込んでしまうと、どうしても統一感に欠けてしまいます。
そのため、まずは、「モダン」「和風」「北欧風」といった軸を決めていきましょう。
この軸を決めることで、統一感を出せますよ。

2つ目は、ライフスタイルをデザインに取り入れることです。
ご家族の好きなものを、家のデザインに取り入れてみてください。
落ち着く空間にできますよ。

3つ目は、風通しを良くすることです。
湿気が多い日本では、臭いがこもってしまったり、カビが生えてしまったりしてしまう恐れがあります。
せっかく家を建てるのですから、それらを防ぎたいですよね。
そこで、風通しを良くする工夫をすることで、おしゃれさを維持できるでしょう。

4つ目は、外構にも力を入れることです。
外構は、外からの見た目にも関わります。
そのため、家のデザインだけでなく、外構にも力を入れて、おしゃれにしていくと良いでしょう。

なお、おしゃれにしていくためには、以下のような設備が挙げられます。
・吹き抜け
・書斎
・ホームシアター
・テラスやデッキ
・スキップフロア
・屋上ガーデン
・ウォークインクローゼット
・パントリー
・サンルーム
・中庭
・地下室

これらの設備を取り入れると、さらにおしゃれさを演出できるかも知れませんよ。
ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

□まとめ

今回は、こだわりのあるデザイン住宅を実現するためにリビング、キッチンの間取りや収納のポイントをご紹介しました。
この記事でご紹介したことを参考に、ぜひこだわりのあるデザイン住宅を実現してみてはいかがでしょうか。
家づくりをお考えの方で、何かご質問や疑問点等がございましたらお気軽にお問合せください。

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著者情報

清野 廣道

清野 廣道

株式会社ホープス代表 
一級建築士
横浜市出身・1995年7月ホープス設立
限られた敷地条件を最大限に活かした、風・光・緑の感じることのできる空間提案を心がけています。

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