こだわりのマイホームを造りたい方必見!デザイン住宅についてご紹介!

「自分のこだわりを最大限に活かしたマイホームを造りたい」
「理想の家を造るにはどのようにすれば良いのだろう」
このようなお悩みをお持ちの方はたくさんいらっしゃるでしょう。
そこで今回の記事では、デザイン住宅におけるこだわりのマイホームについてご紹介します。
理想を忠実に再現したい方や、自分たちだけの空間を作りたいとお考えの方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

□デザイン住宅とは何かをご紹介!

デザイン住宅と聞いて、「大体のイメージはできるが言葉では説明できない」という方はたくさんいらっしゃると思います。
デザイン住宅とは、外観やインテリア、間取り決めなど、住まい全体を1つのデザインコンセプトを持って設計される住宅のことを指します。

デザイン住宅と同等に扱われるが、建築家の個性やイメージを色濃く反映したデザイナーズ住宅です。
デザイン住宅の1番大きな特徴は、他の人と被ることのない自分だけのマイホームを設計できることです。

どのようなコンセプトにして、どのような間取りにするのかも、すべて自分たちでこだわれます。
素材や仕上げのような詳細な部分にもこだわりをもたせられます。

近年では、デザインを重視するよりも暮らしやすさや心地よさを重視してデザイン住宅を建てられる方も多いです。
心地良い住まいにするために、全体的な空間のバランスを見てデザインのアイデアを考えているものもたくさんあります。

デザインの幅が広く、家主のこだわりが強く反映されるデザイン住宅ですが、実際にあるデザイン住宅のデザインは本当に様々です。
和風や洋風、和洋折衷にしたものや、現代的なイメージを取り入れたモダンスタイルなどがあります。

日本の住宅にこだわらず、欧米のスタイルや南欧のスタイルなどもあるため、見ているだけでも、どのようなこだわりをもって建築されたのか想像できるため面白いです。
例えば、一見和風の家でも、軒や屋根にかけてのラインに直線や格子が用いられていることがあります。
このような部分にデザイナーのこだわりが見られます。

□デザイン住宅のメリットとは?

1つ目は、世界に1つだけのマイホームを建てられる点です。
デザイン住宅は自由度が他の建築方法に比べて高いため、家主のこだわり次第で様々なデザインの家ができ上がります。

ハウスメーカーが売り出している建売住宅やパッケージ化された住宅は、間取りや外装を後から変更できません。
インテリアを自分好みのものにするのは可能ですが、こだわりを家全体に反映するのは難しいです。
しかし、デザイン住宅であれば、内装から外装までこだわれるため、生活スタイルに合わせた間取りや材質などを決められます。

2つ目は、土地の形や条件に合わせて設計できる点です。
デザイン住宅は、柔軟な設計が可能なことが特徴です。
都市部の狭い土地であったり、坂の途中にあるような特殊な土地の形であったりしても、しっかりと理想の住宅を設計できます。

建売住宅は、その土地の形状やコンディションに合わせて住宅を設計することが目的ではなく、ハウスメーカーの規格に沿った住宅を建てることが目的です。
そのため、住宅によっては通風性や日照が良くない場合があります。
一方で、デザイン住宅であれば、土地の形と状況に合わせて設計できるため、安心して住宅づくりを進められます。

3つ目は、ライフスタイルに合わせた設計が可能な点です。
デザイン住宅はデザイン性の高さだけが売りではありません。
デザイン住宅は、ライフスタイルに合わせた家づくりで住みやすい家を建てられることが特徴です。
生活動線や家事動線をしっかりと考えられるため、デザイン性と居住性が高い住宅ができ上がります。

□デザイン住宅のデメリットとは?

1つ目は、実用性に欠けてしまうことがある点です。
デザイン住宅は住みやすい家を実現できますが、デザイン性を重視した場合、デザイン性が高くなりすぎて実用性が足りなくなってしまうことがあります。

例えば、デザイン性が良くても家事や生活動線が悪ければあまり意味はありませんよね。
また、1部屋が大きすぎて空調が効きにくくなってしまうと、その分光熱費が増えてしまいます。

2つ目は、家を建てるまでの時間が長い点です。
デザイン住宅は設備から壁紙に至るまでのすべてを決めていきます。
そのため、通常の住宅建築よりも家が完成するまでの期間が長くなってしまいます。
しかし、施主の腕によっては、8から15カ月程度で完成することもあります。

3つ目は、設計者の主張が強すぎる場合がある点です。
設計者の中には、非常にこだわりが強い人がいます。
家主と設計者の間でそのこだわりを共有して分かり合えれば良いですが、時には分かり合えない場面もあります。

理想のマイホーム像をしっかりと持っていたとしても、依頼する設計者がその理想が自分のこだわりと違うからといって、勝手に却下してしまうこともあります。
このようなトラブルを防ぐためには、依頼先を探す時にどのような施工例があるのかを確認するようにしましょう。

これまでにその設計者が受け持った住宅を見ることで、その設計者のこだわりを見つけられる可能性があります。
また、自分たちの依頼を第一に考えずに、設計プランに対して苦言ばかり言って来るような依頼先はやめておきましょう。

□間取り以外にもこだわろう!

住みやすく心地の良いマイホームにするためには、もちろん間取り決めが非常に重要です。
しかし、その他にもこだわりたい部分はいくつかあります。

1つ目は、外観です。
実は部屋の間取りは、外観にも影響してきます。
例えば、1階と2階が同じ広さの床面積だとします。
このような間取りは「総2階」と呼ばれ、大きな床面積になる一方で外観をおしゃれにしにくいという特徴があります。

2つ目は、住宅自体の性能です。
デザイン性が高くても、住宅の性能が低い場合は安心して暮らせませんよね。
耐震性や耐久性、耐熱性など、暮らしやすいマイホームにどのような性能が整っていれば安心かを考えてみてください。

住宅の性能がある一定のレベルをクリアしている場合は、その住宅は「長期優良住宅」として認定されます。
この認定を受けると、税金が減額される可能性があるため、ぜひ検討してみてくださいね。

3つ目は、住宅の設備です。
現在では、環境に配慮した暮らし方が人気を集めており、注目も浴びています。
太陽光発電のパネルを屋根に設置して自家発電したり、空調を使わなくても空気の通り道ができる間取りにしたりするなど、省エネのためにできることはたくさんあります。

特に冬場に冷え込む地域には床暖房がおすすめです。
床暖房は後から設置しようとすると、かなりの費用がかかるため、設計時から取り入れておくと良いでしょう。
床暖房は設置した人の満足度も高いため、検討してみると良いでしょう。

その他にもこだわりたい部分がある場合は、優先順位をつけて考えていくと良いです。
順番を決めておくことで、予算オーバーするのを防げます。

□まとめ

今回の記事では、デザイン住宅のメリットやデメリットについて詳しくご紹介しました。
デザイン住宅で理想のマイホームを造るためには、具体的なイメージを持つことが非常に大切です。
具体的なイメージを持つことで、どの部分に時間とお金をかければ良いかがわかってきます。
理想のマイホームづくりでお悩みの方は、ぜひ当社までお気軽にご連絡ください。
また、この記事をぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

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著者情報

清野 廣道

清野 廣道

株式会社ホープス代表 
一級建築士
横浜市出身・1995年7月ホープス設立
限られた敷地条件を最大限に活かした、風・光・緑の感じることのできる空間提案を心がけています。

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