注文住宅の外観をおしゃれにするには?おしゃれな注文住宅にする方法をご紹介します!
注文住宅で家を建てたいけれども、どのようにしたらおしゃれな家になるのか悩んでいる方はいませんか。
この記事では、「注文住宅の外観の決め方」「注文住宅でおしゃれな家を建てるポイント・注意すべき点」「実際のおしゃれな外観の家」をご紹介します。
さらに、外観の印象を決めるポイントや外観の印象や洋風外観の具体的な実例、ワンランクアップできるアイテムについても解説します。
ぜひ、注文住宅を検討の方はご参考にしてください。
□新築住宅の外観の決め方は?
新築住宅の外観を決めるのは、大半の方が人生で1回の経験ですよね。
そのため、新築住宅の外観をどのように決めるか相当迷う方が多いです。
そこで、ここでは新築住宅の外観の決め方のステップをご紹介します。
新築住宅の外観を失敗せずに決めるには、以下のステップを踏むことが重要です。
1.イメージを家族と共有する
2.大まかな形を決める
3.メインカラーを選ぶ
4.壁の素材を選ぶ
5.屋根の形を決める
6.窓の配置場所を決める
7.外観を照明や植栽などで仕上げる
このようなステップで新築住宅の外観を決めることで、家族との意見の相違が起こらず、おしゃれな外観の家を建てられます。
□おしゃれな注文住宅を建てるための依頼前に押さえておくべきポイントは?
新築住宅の外観の決め方についてご紹介しましたが、おしゃれな注文住宅を建てる際には依頼前に押さえておくべきポイントがあります。
そこで、ここでは注文住宅を建てる際に、依頼前に押さえておくべきポイントについてご紹介します。
依頼前に押さえておくべきポイントは、以下の3つです。
・壁と床のデザイン
・インテリアと家のテイスト
・外観の仕上げ材と照明
これらについて1つずつ詳しくご紹介していきます。
*壁と床のデザインバランスを合わせる
これは当たり前だと思われるかもしれませんが、実際に壁と床のデザインのバランスを合わせようとした際に全然合わないという方は多いです。
その理由として挙げられるのが、以下のような事例です。
・壁と床の両方に個性が強いものを合わせてしまう
・ご自身が気に入った素材をすべての場所に使ってしまう
このようなデザインで、デザインバランスが合うのであればそれが1番なのですが、大半は合わなくなってしまいます。
そのため、壁や床の色はシンプルにして、ご自身の好きな素材を部分的に使うことでデザインバランスが合い、おしゃれに見えます。
*インテリアのテイストを合わせる
インテリアには様々なテイストがあり、インテリアを選びに行った際は、つい気に入ったインテリアを各部屋に設置したくなりますよね。
しかし、実は部屋ごとにインテリアを変えてしまうと統一感がなくなり、インテリアが目立つことで家が狭く感じたりすることがあります。
そのため、インテリアは基本的にテイストを合わせるようにしましょう。
また、どうしても違うテイストのインテリアを置きたい場合は、トイレやお風呂などの面積が小さい場所に置くと良いでしょう。
*外観の仕上げ材と照明をこだわる
もしかしたら家の内観だけこだわって、外観はあまりこだわらないという方がいるかもしれません。
しかし、家をおしゃれにしたいのであれば外壁に使われる仕上げ材や照明にこだわることは必須です。
例えば、個性的な色の仕上げ材を大きな面で使うことで存在感を発揮して、家全体の印象を決定づけられます。
また、照明においても外観を彩る役割を担っているため、夜の建物の印象を劇的に変えてくれます。
照明にこだわることで、夜の家が華やかになるのでおすすめです。
□外観の印象が決まる3つのポイント
家をおしゃれに見せたいのであれば、外観デザインにこだわることは必要不可欠であることはお分かりいただけたと思います。
外観は多くの人が初めて家を見た際に抱く印象と大きく関わるので、外観の印象を決める際は以下の3つ(建物の形・窓の種類や大きさ・外壁の色や素材)に気を配りましょう。
*建物の形
建物の形は、マイホームの外観の印象を決定づける際に大きく関わる要素です。
形から個性を演出したい方は、L字型やコの字型などデザイナーズ住宅でよく見られるような角が多い形にすることをおすすめします。
一方で、定番とも言える四角い家の形はシンプルであるためチープな印象を持たれるかもしれませんが、工夫次第でおしゃれな印象にまとめられます。
また、形にこだわりたいという方は2階建て住宅だけでなく、2階建てより外壁の面積が大きくデザインのバリュエーションも幅広い平屋を視野に入れてみても良いでしょう。
*窓の種類や大きさ、配置
窓の種類は開閉方法別に、引き違い窓や両開き窓、外開き窓などさまざまな種類があります。
窓の大きさや位置は住み始めてから後悔することが多いため、隣からの視線や日の当たり方など多くのことを配慮して慎重に決めましょう。
例えば、リビングを明るくするために窓を多く設置したが、窓を考慮した結果、家具を自由に置けなくなってしまったという事例もあります。
窓の配置や大きさに失敗すると、最悪の場合住みにくい家になってしまうので注意しましょう。
*外壁の色や素材
外壁の面積は非常に大きな面積を占めるため、使用する色をどれにするかによって、印象がガラリと変わります。
白の外壁にすれば明るく清潔感のある印象になりますし、黒の外壁はシックで高級感のある印象にまとめられるでしょう。
また、外壁の素材もモルタルやサイディング、タイルなど多くの種類があり、同じ色味でも素材によって与える印象が異なります。
カタログの見本を見て素材を検討しても良いですし、機会があれば実際に住宅街を歩いて好みの外壁を探してみることもおすすめです。
□おしゃれな外観デザインをご紹介!
「外観の決め方」や「おしゃれな注文住宅で依頼前に押さえておくべきポイント」をご紹介してきましたが、実際の家をご紹介した方がイメージしやすいでしょう。
そのため、ここでは実際の家で用いられたおしゃれな外観デザインを9つほどご紹介していきます。
1、ツートンカラーで小さな正方形の窓が複数付いている家
この家は、メインカラーを白色としていて、部分的に外壁を黒色にすることでスタイリッシュなデザインとなっています。
2、シンプルでモダンな家
この家はシンプルですが、外壁に工夫が施されています。
メインは白いタイルと木製のドアで、屋根は濃いグレーで普通の家のように見えますが、2階にある窓をベランダで隠すことで外観のイメージを邪魔しないようになっています。
3、南欧風のモダンな家
この家のこだわりは南欧風のフラワーボックスが付いていて、タイルも南欧風の日本ではあまり見かけないブラウンの壁を取り入れてます。
4、華やかな洋風デザインの家
この家は、バルコニーに明るいブラウンを取り入れ、L字型にして日本ではあまり見かけない縦長の縦すべり窓を付けることで、日本では見ないような洋風な家が完成しています。
5、アメリカでよく見かけるようなデザインの家
この家は、アメリカのカリフォルニア州でよく見かけるような黒色のパイン材で外装をラップしています。
そして、屋根の形は左に傾斜が付いているため、オリジナリティが溢れる家となっています。
6、家の中にガレージがある家
この家は全体的に黒を基調としたモノトーンで統一されているため、非常にスタイリッシュな見た目となっています。
また、窓が少なめで家の中にガレージがあるため、秘密基地感があり大人でおしゃれな家です。
7、全体的に四角をベースにした家
この家は、今まで紹介してきた家とは一風変わっています。
その理由として、建物全体が白色で、四角形が集合したような見た目の家だからです。
また、この家の周りは芝生や植栽があるため、全体的な色のバランスが非常に合っています。
8、特徴的な色をしている家
この家は、メインカラーは白色ですが、ベージュのタイルを散りばめることでコントラストが生まれています。
このように、白色とベージュの組み合わせは合うため、参考にしてみても良いでしょう。
9、和風と洋風を合わせたような家
一見すると和風の家で、玄関も引き戸の格子が設置されているのですが、建物自体の構造は洋風のモダンな家となっています。
そのため、遊び心が感じられる家です。
□洋風の家の外観デザイン
家の外観を考える際、大きく分けると「和風」と「洋風」のどちらかで考える方も多くいらっしゃいますよね。
先ほどご紹介したデザイン例からもわかるように、「洋風」と言っても欧風デザインやアメリカでよく見かけるデザインなどさまざまなデザインがあります。
自分好みの洋風スタイルを実現させるためには、洋風スタイルの中でも住まいづくりの原点となる国やスタイルをまずは自分の中に取り込みましょう。
以下で3つほど、具体的な洋風デザインをご紹介します。
1.コロニアルスタイル
コロニアルスタイルは北米で非常に人気のあるスタイルです。
切妻屋根やカバードポーチ、ラップサイディングなどの使用が一般的で、カジュアルさとかっこよさを併せ持つ魅力的なデザインになっています。
屋根やラップサイディングの色を巧妙に組み合わせる事で、より洗練された印象を与えられるでしょう。
2.サーファーズスタイル
サーファーズスタイルとは大屋根で重厚感があり、開放的なテラスが特徴的です。
カリフォルニアやフロリダで多く見られるスタイルで、テラスにマイサーフボードを立て掛ければ自分だけのリゾートスペースになること間違いありません。
サーフィンはもちろんですが、アウトドアが好きなご家庭にも相性度抜群のデザインと言えます。
3.南欧スタイル
南欧住宅は地中海沿岸(イタリアやスペイン)にちなんだデザインで、夏の強い日差しに備えた断熱性の高さが魅力的です。
また、断熱性以外にも大胆で素敵な色使いも特徴的で、壁の色がオレンジだったり鮮やかなブルーだったりします。
他のデザインでは使用できないような派手なカラーでも、南欧住宅であれば自然と馴染み可愛らしい印象にまとめられるでしょう。
□新築住宅の外観を考えるときの注意点は?
おしゃれな外観を作るには、今までご紹介したようなものが大事になってきます。
しかし、外観を考えるときに注意しておかなければ、それまでの工程が台無しになってしまったり、外観が思い通りにいかないことがあります。
そのため、ここでは新築住宅の外観を考えるときの注意点をご紹介していきます。
注意点としては、主に以下のようなことが挙げられます。
・雨風に対するメンテナンス
・周辺環境とのバランス
これらについて詳しく説明していきます。
*雨風に対するメンテナンス
ここまでおしゃれな外観にするためには、どうすれば良いかについてご紹介してきました。
しかし、雨風に対するメンテナンスがされていないと、自分好みの色にした外壁の色が剝がれたり、タイルの劣化が早くなってしまう可能性があります。
そのため、以下のような処置が必要です。
・防腐処理を施す
・雨風に強い素材を使う
このようなことを意識して、外壁に反映させるだけで、腐りやすいとされている木造建築であっても綺麗な外壁を維持できます。
*周辺環境とのバランス
外観を考える際に周辺環境とのバランスは非常に大切です。
例えば、洋風の街並みの中に和風建築の建物を建てた場合は、その建物だけが浮いてしまうことになり、景観が崩れてしまいます。
もちろん、自分の理想の家を建てることは大切ですが、住宅のデザインは環境あってこそだということを忘れないでください。
□外壁にアクセントを追加してワンランク上の外観へ
外観のデザイン性をアップさせるための工夫は、窓のサイズや建物の形など基礎的なことだけではありません。
以下は応用編とまではいかなくても、少なからずとも今のデザインに物足りなさを感じている方におすすめしたいアイテムになっています。
*カバードポーチ
カバードポーチはバルコニーと違い、テラスの部分を屋根で囲うことで半屋外空間を実現するアイテムです。
日常の生活空間として使用しても良いですし、日々の暮らしに疲れた際の憩いの場として活用しても良いでしょう。
*パティオカバー
パティオカバーはカバードポーチよりも簡易的に設置でき、パーゴラとも呼ばれています。
簡易的に設置できるというメリットはありますが、雨を防ぐ機能は備えていないので、日差しを和らげる目的で設置することをおすすめします。
上記のようなアイテムを取り入れたいという場合は、早めに担当の方に相談するようにしましょう。
□まとめ
当社では「大好きな東京で暮らす!」をコンセプトに住宅を建てています。
東京は狭い土地が多く、家を建てるには難しい環境です。
しかし、その中で「楽しみ」「安らぎ」「かっこよさ」「わくわく感」そして「安心感」のある住まいを目指しています。
東京で注文住宅をご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。