注文住宅を建てる際の打ち合わせとは?どのくらいの期間がかかるかをご紹介!
「注文住宅を建てる際の打ち合わせではどのようなことを話すのだろうか」
このような疑問をお持ちの方は多くいらっしゃいます。
そこで今回は、注文住宅の打ち合わせで話す内容について詳しくご紹介します。
家づくりについて検討し始めた方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
□注文住宅の打ち合わせで話す内容をご紹介!
注文住宅の打ち合わせは、工事着工前と建築中、完成後の3つのタイミングで行われることが多いです。
それぞれ3つのタイミングについて紹介します。
1つ目は、工事着工前の打ち合わせです。
この打ち合わせは、主に資金計画や間取りについて決めます。
また、内装と外装の設備や資材選びも行われます。
2つ目は、建築中の打ち合わせです。
図面通りに工事が進んでいるか、計画通りに進んでいるかなどの確認が行われます。
場合によっては、壁紙やカーテンなどを決めることがあります。
3つ目は、完成後の打ち合わせです。
この打ち合わせは、最終的な支払い額の確認や決定した間取りの確認を行います。
打ち合わせが一番多くなるのは、着工前になるでしょう。
家づくりを行う際、間取りが決まらなければ進められません。
また、家づくりは完成するまでに半年から1年近くかかります。
着工前の打ち合わせをスムーズに行っているかどうかで、この期間は大きく左右されるでしょう。
□一般的な打ち合わせの期間とその流れをご紹介!
初めに、注文住宅の打ち合わせの回数や期間について紹介していきます。
どのくらい期間をかけて何について話し合うのか気になる方は多いと思います。
*打ち合わせの回数について
注文住宅を建てる際、少なくとも10回程度行われていると言われています。
また、多い方で20回以上になることもあります。
この回数に差が生じてしまうのは、間取りや設備を決める設計段階が要因となっています。
何度も修正を繰り返していると、当然施工会社とのやり取りが増えてしまいます。
*打ち合わせの期間について
打ち合わせの回数は少なくても10回程度とご紹介しました。
そのため、週に1回の打ち合わせであると考えると、2~3か月ほどかかります。
多い方であると、半年程度の期間を要することになるでしょう。
工事着工の目標を設定し、時間に余裕をもって家づくりを始めることをおすすめします。
*注文住宅の打ち合わせの流れについて
最初に、家を建てる施工会社が決まったら、理想としている家を担当者に伝え、イメージの共有を行いましょう。
イメージが浮かびにくい場合は、モデルハウスや友人の家を参考にして取り入れたい部分を見つけることをおすすめします。
そして打ち合わせを始めていく際は、いつごろから住み始めたいのか、また予算はどれくらいが良いのかについてしっかりと担当者に伝えておくことで、スムーズに話が進んでいきます。
情報の共有が完了したら、おおよその設計プランを出してもらい、見積もりを確認していきます。
少しでも不明点が出てきた場合は、その時に質問して早めに解決されることをおすすめします。
続いて、マイホームの設計図を作ってもらいます。
この際、間取りや内装、外観などを具体的に決めていきます。
場合によっては、インテリアコーディネーターが同伴することもあります。
具体的な設計が決定したら最終的な見積もりが出ます。
設計や見積もりに納得がいくようであれば、本契約に進みましょう。
他にも、建築中にどのように工事が進んでいくのか、計画通りに進んでいるかの確認を取るための時間を設ける場合があります。
また、完成後にも最終的なチェックを行う時間がありますので、気になったことがあればすぐに質問されることをおすすめします。
□注文住宅の打ち合わせでよく起こる失敗例をご紹介!
注文住宅の打ち合わせでよくある失敗例について2つ紹介します。
1.住宅会社側・施主側のどちらかの意見に極端に偏ること
意見の偏りによって、理想としている家に近づかないことがあります。
そのため、バランス良く軌道修正などを行いながら進めていきましょう。
2.営業担当者が設計士に要望をうまく伝えきれていないパターン
これは、ヒアリングを営業担当者が行い、間取りを別の担当者が行うことによって発生してしまうことが多いです。
担当者が変わってしまう場合は、後任の担当者にも説明した内容も伝えておくとこのようなトラブルは少なくなります。
□打ち合わせの際に注意しておきたいことをご紹介!
注文住宅の打ち合わせは長期に渡って行われます。
そのため、建築会社と意見の食い違いが生じる可能性があります。
このようなトラブルを防ぐためにはどうすればよいか5つ紹介します。
1.予算の上限を決めておくこと
費用によるトラブルは非常に多いです。
注文住宅は、決まったプランが存在する訳ではありません。
それゆえに、打ち合わせを続けていると、付け加えたい箇所が出てくることがあります。
そうすると、ついつい当初の予算を大幅に超えてしまうことがあります。
予算オーバーを防ぐためには、あらかじめ使える資金の上限を決めておきましょう。
この上限額が明確に決まっていれば、予算内でお客様の要望にお答えすることが可能となります。
そして、上限額を決める際は頭金や住宅ローンの借入限度額を確認したうえで決めることが大切です。
詳しくは、金融機関や建築会社の担当者に相談されることをおすすめします。
2.完成希望の時期を決めること
ポイントとして、おおまかなスケジュールを決めておくことが挙げられます。
完成希望の時期を明確にしていなければ、打ち合わせの期間が長引いてしまうことがあります。
この完成時期は、家庭の事情に合わせて決めることをおすすめします。
注文住宅の場合、完成するまでに1年以上かかることがあるため、子供の成長に合わせて、無理のないスケジュールを組むことをおすすめします。
3.事前準備をしっかりと行っておくこと
打ち合わせを行う前に、家族の意見をまとめておくことがとても重要です。
どのような家を理想としているのかなどを具体的に話し合っておきましょう。
例として、住宅に関するカタログやホームページなどを見て、イメージを固めてから家族で共有するのもおすすめです。
家族で出た意見は、メモを取ってまとめておきましょう。
加えて、この事前準備では優先順位を決めておくことも重要になります。
注文住宅のメリットとして、間取りやデザイン、すべてが自由に作れるということがあります。
しかし、どれだけ自由といってもこだわりをすべて実現することはあまり現実的ではありません。
なぜなら、予算の問題に加えて、土地の条件や建築基準法に反していないかを考えていく必要があるからです。
これだけは譲れないなどの条件をいくつかに絞ってまとめておけば、より理想に近づいた住宅を実現しやすくなります。
4.打ち合わせの記録を取ってすり合わせをしておくこと
注文住宅は決めなければいけないことが多いです。
それゆえに、依頼した内容と違っているといったようなトラブルが生じることがあります。
こうしたトラブルを防ぐためにも、打ち合わせの内容を記録しておくことをおすすめします。
実現したい希望内容や建築家者からどのような提案があったかなどを細かくメモを取っておきます。
こまめにメモを取った内容は、担当者と共有するようにしましょう。
また、図面や見積書にも反映されているかを適宜チェックすることも重要です。
5.疑問点や不安な点ははっきりさせること
打ち合わせの際、気になったことがあればできるだけその場で解決するようにしましょう。
何も言わずに、後悔するようなことは決してあってはなりません。
失敗しない家づくりにするためにも、積極的に質問していきましょう。
□まとめ
この記事では、注文住宅の打ち合わせで話す内容について紹介しました。
今回の記事が打ち合わせの内容について気になっていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
また、当社では注文住宅に関するご相談を受け付けております。
家づくりでお悩みの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。