くらし方のデザイン、収納方法に関して知っておきたい注意点

くらし方のデザイン、収納方法に関して知っておきたい注意点を紹介していきます。日々の暮らしの中で収納をいかに上手にするかは非常に大切で、収納をうまくすることが出来ればかなりすっきりとした気分で暮らすことが出来るようになりますよ。ベッド下収納やクローゼットに布団を収納する方法、バスタオルの仕舞い方などを見ていきましょう。

跳ね上げ式ベッドや床下収納の使い方には注意が必要です。例えばまず跳ね上げ式ベッドですが、大きな収納庫となる便利なアイテムではあるけれど、頻繁に出し入れするものは収納しない方がいいこと、また放置しておけばカビが生えるという注意点があります。そのため、跳ね上げ式ベッドの下には月に1度程度使うものを収納しましょう。

そして、クローゼットに布団を収納したい時の注意点とすれば、除湿剤や防虫剤を必ず使うこと、スノコを敷くか、圧縮袋などを活用することなどです。押し入れに比べてクローゼットは湿度がありますので、キャスター付きの整理棚なども駆使して収納してください。

洗面所では以外と場所をとるバスタオルの収納に困っている方も多いでしょう。バスタオルはクルクルと丸めて、立ててバスケットなどにいれる方法、そして壁につけた棚に丸めたものをどんどん突っ込んでいく方法などがあります。サッと取り出せて邪魔にもなりませんので、おすすめの収納方法です。

多くの女性が悩む服の収納方法ですが、まずは一度全て外へと出してみてから、色んな角度でわけていきます。日常で使うものと長期で収納するもの、季節ごとなどにまずはわけ、使わない季節のものをまずは奥の方や上で手が届きにくい場所にしまいます。

更に今の季節で着るものを色別、アイテム別にわけ、順番に収納していきましょう。クロ―ゼットの上段は使用頻度の低いものや軽いものです。中段は使用頻度の高いもの、吊るすものなどです。下段にはキャスター付きのケースなどを使って、重いものや吊るせないアイテムなどをいれてください。この時注意点は、衣装ケースに入れる場合には服は立てて収納すること、ラベルなどをはって外からみて分かりやすくすることです。

最近の家にはパントリーが付いている場合が多いですが、食料品を収納するパントリーも上手に使いましょう。ここでは目線の高さを基準として物を分別していきます。普段使うものは目線の高さ、目線より高いところは子供の手に触れさせたくないもの、洗剤などです。目線より低いものはペットボトルや酒類、お米やごみ箱などです。使っていない食器なども下の方に置くことで、地震などの時に危険となりません。

著者情報

清野 廣道

清野 廣道

株式会社ホープス代表 
一級建築士
横浜市出身・1995年7月ホープス設立
限られた敷地条件を最大限に活かした、風・光・緑の感じることのできる空間提案を心がけています。

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