モータースポーツ ~モータースポーツって何? オートバイ競技編~

モータースポーツ:オートバイ競技

オートバイ競技

オートバイ競技は、モータースポーツのうち、オートバイを用いて行われる競技で、スピードや運転技術などを競うスポーツです。

クローズドサーキットを使う場合と、公道を閉鎖して行われる公道レースとがあります。

サイドカーやスノーモービルによるレースもオートバイ競技に分類されますが、ここではオートバイ単体を用いて行われる競技を紹介します。

オートバイ競技は以下の4種類に分類されます。

オンロードレース

ロードレース(英: road racing)は舗装されたコースで行われるオートバイ競技の一形態です。

ロードレースは、舗装されたサーキットや公道を利用したコースで、指定された周回数を走行してゴールした順に順位が付けられるレースと、指定された時間を走行して最も長い距離を走れた順に順位が付けられるレースがあります。

予選では各ライダーが同時にコースインして走行し、一周の走行にかかる時間を競うタイムアタックによる方法が一般的です。

ここで最も速かったタイム(ベストラップ)が早い順に、決勝では有利な前方に位置したスターティンググリッド(スタート時の並び順)が割り当てられます。

現在のロードレースは大半がサーキットで開催されますが、一部イギリスのマン島TTレースに代表される公道レースも存続しています。

ロードレースは走行距離によってさらにスプリントレースと耐久レースに分けられます。

スプリントレースは短い距離を一人のライダーが走り切ります

最高峰はロードレース世界選手権(Moto Gp)です。
moto gp

ロードレースは長い距離を複数のライダーが交代しながら走ります。

最高峰は世界耐久選手権です。
世界耐久選手権

オフロードレース

オフロード(英: Off-road)とはオンロードの対義語で、舗装されていない場所を車両で通行する場合にその場所のことを指します。

「舗装されていない場所」とは草地や礫地、砂地、泥濘地、岩場など車両が進入出来る地形のあらゆる場所を指します。

山道や林道のうち舗装されていない道路もこれに含めることもあります。

オフロードを走行することをクロスカントリーと呼ぶ場合もあります。

オフロードレースにはモトクロスやトライアル、エンデューロなどの競技があります。

以下にそれらを特化したバイクの写真を付けて紹介します。

モトクロス
モトクロス (Motocross、MX) は、公道を走行することのできないモトクロス競技専用車である「モトクロッサー」を用いて、未舗装のレース専用周回コースで順位を競います。

モトクロッサー
モトクロッサー

コースは、丘陵や斜面を利用して造ったり、平坦な土地に土を盛って造ります。
モトクロス

モトクロスはスタートに特徴があり、30台程度のバイクが横一列に並び、スターティングゲートを使用して一斉にスタートします。

ただし、予選が行われた場合は、予選上位通過者からスターティンググリットを選ぶことができます。

このレースは、起伏に富んだ土の露出したオフロードコースで競われます。

コース上にはジャンピングスポットが設けられていることが多いため跳ねたり飛んだりといった三次元的なアクションが多く、レースの進行とともに変化する路面コンディションにより複雑な要素を含んでいます。

実際に映像を見たことがある人はそのダイナミックさに圧倒される事でしょう。

最高速度は140km/h近くまで出るコースもあり熱狂的な愛好者も多く、世界各地で市民参加の草レースから公式レースまで様々なレベルで行われています。

このオフロードコースを走り制限時間内に最も多く周回を重ね,最初にゴールしたライダーが勝利します。

日本では第二次大戦後に進駐軍によってもたらされました。

これ以外にもごく少数ですがトライクやサイドカーなども製造、販売されています。
オートバイ

トライアル

トライアル (Observed trials, Motorcycle trials) は、高低差や傾斜が複雑に設定されたコースを、いかにオートバイに乗ったままで走り抜けることができるかを競うオートバイ競技です。

20世紀初頭のオートバイ出現と同時にイギリス貴族の遊びとして始まった説があります。

現在は、ヨーロッパ(特にイギリスとスペイン)において盛んです。

競技の成績は減点方式で決められ、走り終えた時一番減点が少ない者が勝者となります。

予め定められた競技時間(コースや大会によって異なるが、世界選手権で5時間から6時間)の間に、セクションと呼ばれる採点区間(通常10-15のセクションを2-3回走行する)を走行し、セクション毎に0~5点の範囲で減点を行います。

セクション通過中に足を1回つくと1点減点、2回つくと2点減点、3回以上は3点減点になります。

指定されたセクションのエリアを飛び出したり転倒した場合、足をついた状態でエンジンを停止させた場合、各セクション通過持ち時間(世界選手権1分30秒、全日本選手権1分など)以内にセクションを通過出来なかった場合、セクション内で車両がバックした場合、セクション通過を放棄した場合は5点減点となります。

セクションを減点0で通過することをクリーンと呼びます。

また、定められた競技時間内に全セクションを通過してゴールに到着できなかった場合、ゴールした時点での超過時間に応じたタイムペナルティが減点に加算されます。

こうして、全セクション終了時点で減点合計が一番少ない者が勝者となります。

トライアル競技ではトライアルバイク(トライアラー)が使われます

これはオートバイの基本構造だけを残す形に簡略化・軽量化されたオートバイです。
その為下の写真の通りシートすら取り払われています。
トライアル

トライアラーは保安部品を備えておらず、そのままでは公道を走行することはできません。

その為、公道を自走して移動する必要があるツーリングトライアルでは、保安部品を装着して公道走行が可能なように登録を受けたトライアルバイクしか出走できません。

エンデューロ
エンデューロレースは普段から公道で使っている保安部品が付いた車両でも参加できる競技です。

ビーチにおけるビーチフラッグスのように人命救助が発展して出来たレースです。

エンデューロでは長時間の走行で速さと体力を競います。

主催者が設定した一周数十km以上ある未知のコース(数カ所のチェックポイントが設定される)を指示標識に基づいて走ります。

車両が故障した場合、車両の整備もライダー自身が行います。

日本で一般的にエンデューロと呼ばれる大会の場合、「○時間を走った段階の周回数(同周回の場合はゴール順)」で順位を決めます。

初心者向けに行われる1時間程度の競技、もっと長い時間を複数人が交代で走ってよいレースなど、エンデューロレースのバリエーションはとても豊富です。

走行距離は日本では日照時間や土地的要因などの理由により、100kmから150kmと設定されることが多く短いです。

エンデューロに使われるバイクはエンデューロマシンと言いさまざまな環境を走破し、かつ昼夜を問わず走行する場合も多いことから、外観はモトクロスタイプのオートバイに前照灯やブレーキ灯などの保安部品を取り付けたようなかたちです。
オートバイ-復元

また、レース内容によっては公道走行に際して必要となるナンバープレートの取得を前提とするため、方向指示器などのレース開催地域での道路交通関連法規に準じた装備を備えています。

耐久レースとしての側面から燃料タンクは大きめに作られており、車体には航続距離を伸ばすための補強などが加えられます。

エンデューロレースの魅力としては、参加ライダーのレベルに合ったコースやルールの設定ができる点や、普段から公道で使っている市販オフ車でも参加できる点などが挙げられ、気軽に参加できて仲間みんなで楽しめることから、多くのオフロードファンに人気となっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ブログで明らかなように一口に自動車競技/オートバイ競技といっても様々な種類に分けられる事がおわかり頂けたかと思います。

ブログの内容を頭にいれ是非TVなどでこれらの競技を楽しんでみて下さい!!

次回はそれぞれの競技の主要な大会についてお届けします!

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