山登り

アイスマン
このブログをご覧頂いている方の中には山登りを趣味

又はライフワークにしているという方は多数おられると思います。

登山とは、言わずもがな山に登ることです。

その昔「山に登る」事は宗教的な意味合いや

戦争において必要に迫られ山を越えるといった意味がありました。

その歴史を簡単に辿ります。

先史時代に山を登る人がいたということが証明されています。

イタリアとオーストリアの国境で約5,300年前の

男性のミイラ「アイスマン」がエッツ渓谷(海抜3,120m)で発見されました。

アイスマン

アイスマンがここまで登った理由は不明ですが

5000年以上前から山登りが行われていたことは確かです。

他にも、狩猟などの目的や崇拝や信仰を目的とした登山が記録に残っています。

日本ではなんと縄文時代に登山の痕跡が残っていたことが発見されています。

1930年に考古学者の藤森栄一(ふじもりえいいち)が

八ヶ岳連峰の編笠山の海抜2400メートル付近で黒曜石のやじりを発見したのです。

編み笠山

この石器は「狩猟」ではなく「登山」の痕跡と考えられています。

というのもそこは狩猟対象の動物が生息する標高をはるかに超えていたからです。

つまり貧弱な石器で原始林を切り開き海抜2400メートルというレベルまで上ってしまったと言うことです。

すごいことですね!

さて、そんな先史時代から続いていた登山の歴史ですが現在は古代のような過酷なイメージでは無く

スポーツ、娯楽として様々な人に親しまれています。

その証拠に近年「山ガール」という言葉も流行語となりましたし

アルピニスト野口健氏のエベレスト清掃登山も皆様の知るところとなっています。

そこで今回は山登りについての記事をスポーツや娯楽の観点からお届けします!

スポーツとしての登山

スポーツとしての登山は世界中で行われていますが

日本では国体に山岳競技があります。

国体の山岳競技には

縦走競技

クライミング競技の2種類があります。

縦走競技とは規定の重量を背負い

決められたコースを歩ききる時間を競います。

競技

一方クライミング競技は人工壁をフリークライミングのスタイルで登り到達高度を競います。

フリークライミング

その他岩を登るフリークライミングや山道を走ってその順位を争うトレイルランニングなどの競技があります。

山スキーも雪山を登るので登山競技の一種です。

娯楽としての登山

娯楽としては以下の点を楽しむ事も目的とします。

・有酸素運動
・新陳代謝の活性化
・景観や自然の風景
・森林浴
・登山をする人との交流
・スキー滑走

ワンダフォーゲルや山岳部の厳しくつらいイメージから離れ、道具の進化によって中高年世代でも登山ブームといえる現象が起きました。体力にあった登山ルートで無理なく景色や運動を楽しむことが出来るようになったのです。

このように楽しく爽やかなイメージがある登山ですが新聞やニュースで頻繁に見かけるほど毎年事故のニュースが絶えません。

そのような事故を避ける為にも登山には十分な装備と適格な技術が必要です。

登山に必要な装備

夏期に必要な携行品・装備

・リュックサック
リュック
・防寒具と懐炉: 夏でも北アルプスや富士山は氷点下になる
防寒具
・雨具: 防寒具を兼ねるレインウェア 風が強いため基本的に傘は使えない
レインウェア
・靴:数百メートルならスニーカーでも事足りるが中程度以上の山では底材がしっかりしている登山靴が望ましい
登山靴
・手袋:夏山は基本的に軍手でOK
軍手
・地図:登山行程ごとの時間や交通機関の問合せ等、必要な情報を書き込んだ登山地図もあります。 
    スマホアプリを使用する場合は電池の消耗に注意
地図
・コンパス
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・ライト:懐中電灯 LEDのもの 行動時はヘッドランプ 野営時はランタンを使用する
head light

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・携行食:乾燥梅・飴玉
携行食

・非常食:体を温めるための粉末スープ、フリーズドライ食品を少量携行
ドライフード

・飲料:水 水筒やペットボトルに入れる
水筒

・ナイフ:大型のものでは無く、マルチツールのナイフがお勧めです 携行食の開封やその他装備品の修理に使える
10得ナイフ

・時計:腕時計や携帯の時計など。時刻・時間が分からないと様々な判断で困難になる
登山時計

・ツェルト: このテントを持参した場合ビバークに使えます(登山中 緊急避難的に野外で一夜を過ごすこと。野宿。露営。)
ツエルト

・小型固形燃料ストーブ:万が一の遭難時やビバークを行う際の調理や暖房としての利用が出来る。
固定

冬期に必要な携行品・装備

冬期には夏期に比べて以下の装備が必要になります。

・防寒着
防寒具

・手袋
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・アイゼン 氷や氷化した雪の上を歩く際に滑り止めとして靴底に装着する、金属製の爪が付いた登山用具
アイゼン

・ピッケル 積雪期の登山に使うつるはしのような形の道具 語源はドイツ語のアイスピッケル(Eispickel )
ピッケル

・ワカン(輪かんじき) 深い雪の上を足を大きく沈めずに歩行できるように靴の上から装着するもの
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・スノーシュー 輪かんじきに比べて縦に長く、比較的傾斜の少ない土地で利用される
スノーシュー

・スキー 
スキー

・ストック
ストック

最低限これくらいの装備は必要になります。

しかしウルトラ・ライト・バックパッキングという考え方もあります。

ウルトラ・ライト・バックパッキングとは

90年代後半にアメリカのレイ・ジャーダイン(Ray Jardine)によって提唱された「極限まで荷物を軽くすれば遠くへ行ける」という考え方です。

上記の通り登山には多くの装備が必要となりその重さによって体力の消耗の原因となります。

その為、一部の装備品を省略、軽量化を図る事によりこの考え方が実現されます。

しかしこの考え方は急な天候変化や運動強度が変化した場合対応が難しくなるので熟練者の意見が大事です。

まとめ

以上いかがでしたでしょうか。

レクリエーションとして話題になる登山ですが、事故はあってはなりません。

経験者の意見を尊重してまずは低い山から始めてみてはいかがでしょうか。
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