注文住宅で理想の庭を実現したい!おしゃれな庭を作るコツをご紹介!

「マイホームに庭を付けるべきなのかな?」
「庭の必要性とは?」

マイホームをお考えの方で、庭を取り入れるか悩まれている方がいらっしゃると思います。
庭を導入することで、様々な日常生活の楽しみが増える一方で、手入れをしなければならないというデメリットもあります。
そこで今回は、庭の必要性とそのポイントについてご紹介します。

□庭を作るメリットとデメリットは?


庭を作るとなると、庭自体の大きさや配置などを考慮する必要があります。
部屋の間取りとの関係もあるので、庭の大きさを考えるのは簡単ではありません。
配置に関しても、日当たりの良い方角を意識することも必要です。
考えることは多いですが、庭を作るメリットはいくつかあります。

メリット1、子どもたちの遊び場を確保できる

家に庭があると、そこでボール遊びや走り回って遊べるので、子どもたちにとっては絶好の遊び場になるでしょう。

家中で走り回ったり遊んだりするのは、ケガの原因になったり、保護者の家事や仕事に集中できなかったりすることもあると思います。
その時に庭があると、そこで子どもたちを遊ばせられるため、安心して家事や仕事に集中できるでしょう。

メリット2、ガーデニング、家庭菜園などの趣味を楽しめる

植物や花を育てることが好きな方だと、庭に植木をしたり、野菜を育てたりできます。
庭が植物、花や植木などで彩が出てくると、外から見た時の外観が良くなるというメリットにもなりえます。

メリット3、明るさを確保できる

もしも室内の日当たりが悪くて困っている場合、庭を作ることで日当たりが良くなりやすいです。
特に、リビングの日当たりを良くしたい方は庭を作ることで、日当たりの良いリビングを作れます。

デメリット1、手入れ、メンテナンスが必要になる

やはり、放っておくと雑草が生えてきますし、虫の発生も考えられます。
定期的にメンテナンスをすることで衛生的な面でもきれいな庭になるでしょう。

デメリット2、庭の分の面積が必要なため家のスペースが取れなくなる可能性がある

庭には最低限の広さが必要であるため、ある程度土地が広くないと作れません。

メンテナンスの必要性と、スペースの問題はありますがこの2つを意識していれば、楽しめる庭にできるでしょう。

□実際に庭を作る際に意識するべきポイントとは?


庭のメリット、デメリットはご理解いただけたと思います。
加えて他にも考えるべき点があり、考慮せずに作ってしまうと、住み始めてから後悔してしまうことになります。
では、実際に庭を作る際にどこに注意すれば良いのかを挙げていきます。

*土地の広さ

一戸建てを建てるということはその土地に、家だけでなく駐車場、倉庫などのスペースも必要になるご家庭もあると思います。

これらのスペースを確保しつつ、庭のスペースを作らなければなりません。
一般的に庭で遊びやバーベキューなどの娯楽をするためには、3坪ほどの広さが必要だと言われています。
そのため土地選びの段階から、ある程度広めの土地に選んでおくと余裕のある庭を作れるでしょう。

*日当たり

日当たりが良い方角は南向きです。
例えば庭で家庭菜園やガーデニング、植木などを楽しみたい方は、南に面している庭の方が良いです。
加えてリビングの日当たりも良くしたい場合にも、南向きにして庭の日当たりを良くすることで、リビングの日当たりが良くなるのでおすすめです。

しかし、日当たりが良いことだけがメリットなわけではありません。
日当たりが悪い場合、日差しが弱くなるので夏でも庭でレジャーを楽しめます。
熱中症のリスクも下がるので、お子さまや高齢の方でも安心で切ると思います。

このように、庭で何をしたいかを想像しながら日当たりの良し悪しを考えてみるのも1つの方法です。

□庭は砂利か芝生のどちらにするべき?


庭の地面に敷くものも考えていきましょう。
恐らく庭と聞いて真っ先に思い浮かぶイメージは芝生ではないでしょうか。
しかし砂利を敷く庭もあり、それぞれにメリット、デメリットがあります。

まずは芝生のメリット、デメリットからご紹介します。

メリット1、お子さまが遊びやすい

例えば、お子さまが庭で遊んでいて転んでしまうことがあると思います。
その際に地面が芝生なら、クッション性があるので大けがに繋がることは少ないでしょう。
安全面でのメリットになりますね。

メリット2、外観がきれい

芝生は周りから見てもきれいに映り、周囲に自然が無くとも自然味を感じられます。
さらには、緑色はリラックス効果もあるので、ゆったりと過ごしたいときは庭を眺めるだけでもリラックスできるでしょう。

デメリット1、手入れが必要

さきほども述べたように、やはり手入れをしなければきれいな庭を維持しがたいです。
定期的に手入れをしましょう。

次に砂利を敷いた場合のメリット、デメリットをご紹介します

メリット1、砂利の色や大きさを変えられる

砂利にも種類があり、庭のデザインによって色や大きさを変えられます。

メリット2、防犯性

なぜかというと、砂利の上を歩くと音が鳴りますよね。
その音によって庭に誰かいることがすぐわかります。
そもそも砂利があることにより、泥棒に入るのをためらわせる効果もあります。

メリット3、雑草が生えにくい

砂利を敷き詰めているので、雑草が生えて見栄えが悪くなることは少ないでしょう。

デメリット1、高額

砂利は思っているよりも高いものです。
1平方メートルあたり1万円ほどかかり、こちらを庭に敷くとなるとかなりの金額が必要になってしまいます。
ちなみにコンクリートを敷く方が高いので、砂利を選ぶ方も多いです。

デメリット2、雪かきがやりにくくなる

地域によって変わりますが雪の降る地域だと、雪が砂利の間に入り込み完全に除雪できなかったり、雪かきの際に砂利も一緒にすくってしまったりすることがあります。

□庭づくりの際に気を付けるべきポイントとは?


庭を作る際には、費用面や配置、敷き詰めるものなどを考慮しなければなりませんが、実際に使用する場合のことも考慮した方が良いです。
いくつかポイントをご紹介します。

*動線を考えてデザインする

動線とは、人が移動するルートのことです。
例えばリビングから庭に出る動線を意識するなら、その動線上に家具や家電などを置いてしまうと、出入りがしづらくなりますよね。
庭の端で、植木やガーデニングをする予定なら、そこまでの道を作ることで移動がしやすいでしょう。

*駐車、駐輪スペースを作る

特に車をお持ちの方は、駐車場のスペースを十分に取ることを忘れずに取ることをおすすめします。
庭ばかりにスペースを割いてしまい、駐車場が狭くなってしまうと今持っている車が止めれなかったり、新しく車を買って止めたりすることが難しくなるかもしれません。
スペースの配分には注意しましょう。

*お子さまやペットを遊ばせられるかどうか

庭は、お子さまやペットを遊ばせるのに絶好の場所です。
しかし、植木鉢や何かしらの道具などを置いている場合、それらにぶつかってケガをする可能性もあります。
もしも地面が砂利やコンクリートの場合、転倒すれば、ほぼケガをしてしまうでしょう。
砂利やコンクリートではなく、芝生にしておくことで安全性は高いでしょう。

□まとめ


注文住宅に庭を導入するためのポイントや注意点についてご紹介しました。
ご家庭の状況に応じて、庭のサイズや種類を変えて、理想の庭を作ってみましょう。

 

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Works(株)ホープスの建築実例

著者情報

清野 廣道

清野 廣道

株式会社ホープス代表 
一級建築士
横浜市出身・1995年7月ホープス設立
限られた敷地条件を最大限に活かした、風・光・緑の感じることのできる空間提案を心がけています。

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