デザイン住宅をお考えの方必見!おしゃれな外観を作るためのコツを解説します!

デザイン住宅では、間取りから外観まで様々な部分を自分でデザインできます。
自分のこだわりを反映させられますが、どのようにおしゃれな外観を考えれば良いかわからない方がたくさんいらっしゃると思います。

そこで今回の記事では、デザイン住宅の外観の決め方、色使い、注意点などについてご紹介します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

□外観の決め方をご紹介!


外観の決め方には、大きく分けて6つの手順があります。
ここでは、それぞれの手順についてご紹介します。

手順1、外観のイメージを考えること

マイホームをどのような外観にしたいかは、マイホームに対して持っているイメージによって異なります。
そのため、どのような雰囲気の外観にしたいかをまずは考えてみましょう。

マイホームの雰囲気を決める際は、家族みんなで意見を出し合うと新しく建築する家に対して愛着心を持てます。
また、家族の意見を取り入れることで、誰にとっても心地の良いマイホームづくりへとつながります。

手順2、マイホームの形を決めること

日本で多く見られる家の外観は、四角やL字型、コの字型などです。
形によって見る人に与える印象は異なります。

四角やコの字のような角が多い形は、見る人に豪華な印象を与えます。
個性的な印象も与えられるため、こだわりを表現する1つの方法するのも良いでしょう。
平屋の家はある程度の土地の広さが必要ですが、動線が単純で考えやすいのが特徴です。
2階部分の一部が、1階よりせりでている住宅は、土地を大きく取れない都会に向いています。

手順3、メインカラーを選ぶこと

外壁の色を決める際は、多くの部分を占めることになるメインカラーから決めていきましょう。
手順の1つ目で考えた理想の住宅の印象をもとに、メインカラーを選んでいきます。

メインカラーとして特に選ばれるのは、ベージュ、ブラック、グレーなどです。
これらの色は、街並みから大きく浮いてしまうことなくおしゃれに仕上げられるため、人気を集めています。

メインカラーを選んだ後は、同系色の色でアクセントを加えていきます。
このアクセントカラーは同系色にすることで、綺麗にまとまります。
アクセントカラーは彩度や色の濃さなどの組み合わせで印象が大きく変化するため、どのように仕上げたいかで選ぶと良いでしょう。

手順4、壁の材質を選ぶこと

外観をより一層おしゃれにするためには、外壁に使用する材質にも選ぶ必要があります。
ここでは、代表的な材質を3つご紹介します。

*サイディング

サイディングはセラミックや金属、セメントなどをもととした材質です。
デザイン性が高く、様々な外装に使用されています。

*外壁タイル

外壁タイルは、石や粘土などをもととし、高温で焼いて作られる材質です。
タイルのため、外国風の外観にしたい方におすすめです。

*塗り壁

塗り壁は、職人さんが手作業で塗装を進めていきます。
そのため、1つとして同じデザインがありません。
こだわりを外壁にも出したいという方におすすめです。

手順5、屋根の形を決めること

屋根の形も外壁のデザインと同様、外観をおしゃれに仕上げるためにこだわりたいポイントです。

屋根にはたくさんの種類があります。
例えば、日本家屋にしたいのであれば「切妻屋根」、シンプルモダンなスタイルにしたいのであれば「片流れ屋根」です。
屋根も外壁のカラーと同様に、どのような雰囲気にしたいかを念頭に置いて考えることが重要です。

手順6、窓の配置を決めること

窓は外観としても大切な役割を担っていると同時に、家の中で快適に生活するためにもこだわりたいポイントです。
窓の配置を考える際には、家の中で生活するうえでそこにあって便利なのかを意識すると良いでしょう。

□おしゃれな色使いについて


外壁をどのような色使いにするかは、家にどのようなスタイルにしたいかによって異なってきます。
そのため、まずは外観全体のイメージを膨らませ、具体的なマイホームのイメージを想像してみましょう。

イメージが固まったら、そのイメージに合わせて色を選んでいきます。
ここでは、住宅のイメージ別に実際に取り入れられることが多い色使いについてご紹介します。

1、ホワイト

住宅に明るく、清潔なイメージを持たせたい場合にはホワイトの外壁が合います。
ホワイトはどのような形の家にでもマッチするため便利な色です。
メインカラーをこの色にすることで、全体的に明るい雰囲気を持たせられます。

ホワイトによく合わせられるアクセントカラーは、グレーやブラウンなどです。
この2色がアクセントとして入ることで、さりげないおしゃれさをアピールできます。
また、汚れが目立ちにくいため、たくさんの人に愛されています。

2、ブラック

モダンでスタイリッシュなイメージの家にしたい場合は、ブラックの外壁がおすすめです。
黒の濃淡を調節すると黒でも違った印象を与えられるため、どの濃さが良いか理想の外観に合わせて考えてみてくださいね。

3、グレー

グレーは、ホワイトとブラックどちらを強く出すかによって印象が変わってきます。
例えば、ホワイトが強いグレーは優しい雰囲気の家に仕上がります。
一方、ブラックが強いグレーは抜け感のありつつスタイリッシュなスタイルへと仕上がります。

□外観でよくある失敗をご紹介!

1、色味

色味を確認するときはカタログなどの色見本が使用されるため、実際の色味と異なって見えてしまいます。
そうならないためにも、できるだけ大きな色見本を調達して色味を確認する必要があります。

2、外壁の材質

外壁は雨風にさらされているため、必ず劣化してしまいます。
雨風や自然条件に強い材質でないと、頻繁にメンテナンスすることになってしまうため、これらのことも考慮して選ぶと良いです。

□人気のある外観デザインをご紹介!

1、和風

日本の伝統的な住居スタイルは今でも多くの人々に愛されています。
和風の家は、住宅自体だけでなく庭や玄関先のインテリアをこだわれます。

和風には、現代的な作りを取り入れた「和風モダン」というスタイルもあります。
和風モダンは瓦や引き戸を採用しつつ、家の形にこだわった住宅が多いです。

2、洋風

外国のような凝った外観のデザインである洋風も人気があります。
洋風の住宅はベランダやバルコニーが設けられるため、立体感のある家に仕上がります。

3、洋風モダン

洋風モダンは、外国的な雰囲気を取り入れつつも、全体的にシンプルに仕上げます。
洋風モダンは、大手ハウスメーカーなどの建売住宅でも多く取り入れられています。

4、モダンシンプル

モダンシンプルの住宅は、家の形にこだわりがあるものが多いです。
一見家のように見えないような形のものや、思い切った大きな窓など現代的な雰囲気を印象付けられます。

□まとめ

今回の記事では、デザイン住宅の外観の作り方についてご紹介しました。
外観を考えるうえで何から始めたら良いのかわからなかったという方は、ぜひこの記事を参考にして、外観のイメージを膨らませていってくださいね。

また、マイホームづくりに関して何かお困りのことや質問などがございましたら、お気軽に当社までご連絡ください。
当社のスタッフが真摯に対応いたします。

 

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Works(株)ホープスの建築実例

著者情報

清野 廣道

清野 廣道

株式会社ホープス代表 
一級建築士
横浜市出身・1995年7月ホープス設立
限られた敷地条件を最大限に活かした、風・光・緑の感じることのできる空間提案を心がけています。

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