大豆製品の種類と栄養素について

古くから日本の生活に密着してきた大豆ですが、近年その栄養素の高さからも再注目を浴びています。大豆にはどのような栄養があり、どのように利用していくと良いのか調べてみました。

 

大豆の栄養素

soybeans-2039642_640

大豆の約30%はたんぱく質ですが、このたんぱく質も人間に必要なアミノ酸がバランスよく含まれているため、良質なたんぱく質と言えます。このたんぱく質には、血中コレステロールの低下を促す作用があるとされています。

 

また、大豆の栄養素は血液をサラサラにしたり、便秘の予防など様々な効能があると言われています。

 

たんぱく質以外には、鉄、カルシウム、亜鉛、ビタミンB1、ビタミンB2、マグネシウムなどのミネラルが含まれているほか、イソフラボンも豊富です。イソフラボンは、女性ホルモンと似たような働きをすることで知られていて、骨粗しょう症やガンを予防すると言われています。

 

これ以外にもビタミンK、ホウ素、サポニン、レシチンなどが含まれています。

 

大豆製品の種類

YAMA_DSC2380_TP_V

大豆製品は多々ありますが、主なものについて詳しく見ていきましょう。

 

油揚げ

豆腐を薄く切ったものを揚げた油揚げも栄養豊富です。ミネラルやたんぱく質が含まれていますが、中でもカルシウムが多いです。

 

きなこ

きなこは大豆の皮をむいて挽いた粉です。銅と葉酸が多く含まれています。

 

豆乳

豆乳は、大豆を水に浸して水けをきり、ミキサーなどで細かくし、一度煮てからこしたものです。比較的カリウムが多く含まれています。

 

納豆

大豆に納豆菌をつけて発酵させた食品ですが、ビタミンKが非常に多いことで知られています。ビタミンKはカルシウムの代謝を助けるため、骨粗しょう症の予防につながります。

 

味噌

大豆に、塩と麹を加えて発酵させて作る発酵食品です。味噌にはミネラルの一種「モリブデン」が大変多く含まれています。モリブデンは鉄の働きを促進するため、貧血を予防し、肝臓や腎臓で消化酵素を助ける働きもしています。

 

もめん豆腐

豆乳に凝固剤を加えて固めたものを、一度崩してから再度固めて作ります。特にカルシウムやリンが多く含まれています。リンは骨や歯の主成分となる栄養素です。

 

がんもどき

豆腐の水気を絞り、野菜を細かく刻んで混ぜたものを油で揚げています。カルシウム、リン、鉄を多く含みます。大豆と野菜を一度に摂れるのも魅力です。

 

soy-1888556_640

コレステロールを下げるということで、積極的に大豆製品を食べている方も多いですが、実は食べすぎも良くないと言われています。それは高たんぱく質なので、多く食べると結局他の肉類と同じくらいのカロリーになってしまうからです。ヘルシーだからという思い込みで摂りすぎず、そのほかの食品とバランスよく食べることで大豆の効果が発揮されます。毎日の食事への取り入れ方を工夫して健康を維持できるようにしましょう。

 

社長ブログ 一覧へ

関連記事

囲炉裏のある宿@山梨

今回は、先日訪れた宿についてのお話です。 ちょっと話題性のある風変わりな宿を探していまして、目的のキャンプ場に程よく近いところで・・ ありました!「囲炉裏のある古民家の宿」です。 鮎の塩焼きは、最高に美味でした! さらに […]

ソロ焚き火@秘密の場所

とある平日に、思い立ってソロ焚き火をしに行きました。 今日は天気も良いし、そうだ、ソロ用の焚き火台で肉でも焼こう!といった感じです。 向かった場所は、平日は貸し切り状態の、ちょっと秘密の場所。 写真だとちょっとわかりづら […]

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

あっという間に2019年のスタートです。 今年はどんな年になるか、いつもワクワクしながら新しい年と向き合う1月です。 昨年は色々なことにも着手したので、今年は更に広げていければと考えています。 プライベートでは、たくさん […]

社内イベント『GO OUT JAPAN』に行ってきました!

少し前ですが、秋も深まった頃、社員全員と、その家族皆でキャンプをしました。 会社で仕込みをして…いざ出発です! 各スタッフの子供達も参加し、とても賑やかなサイトになりました! この日は、もう日も落ちた後に現地到着。 テン […]

ROCK IN JAPAN FES.2018

すっかり秋ですね。 こうなると暑かった夏か懐かしいです…。 そういえば暑くてクラクラした記憶があります。 8月のど真ん中。 ひたち海浜公園でのロッキン。         ひたすら遠 […]

Owner’s Voice施主さま対談
ホープスで実際に家をつくられた施主さまの家づくりの思い出をご紹介します。
施主さま対談をみる
お問い合わせはこちら
Homeへ