SE構法の基礎はどのように違う?その特徴を解説

SE構法はほとんどの木造住宅では実施されない工学的で安全的な構法になっていて、全棟の基礎の構造計算を実施し、安全性を確保された木造物工法です。

鉄骨のような構造的特徴を持っている木造住宅でも、構造計算から施工後の性能報告書までトータルに安心なサポートを提供します。

木造の構造技術も進んでいて大規模な建造物が木造で建てられていて、長野オリンピックスケート場に使われている「エムウェーブ」の70mに渡る屋根部分も木の集成材です。

他の体育館や武道館、幼稚園などの教育施設、大型店舗などにも木造建築物で建てられています。

SE構法はこの大規模な木造建築物の技術を応用して開発された技術で、科学的に数値を裏付けしながら開発された最先端の構造技術です。

 

SE構法は水平と鉛直方向の力を受け止める強い基礎設計がされていて、上部の建築物に生じる力の分布に応じた適切な梁の配置をしていきます。

特にビルトインガレージなどスパンが大きい部分には、地面下からの圧力によって反りが生じやすいので、梁の断面や主筋の本数を慎重に設計します。

また建物を支える地耐力の上部構造から基礎に作用する力の分布を明確に算出することが出来て、建物の接地圧と地盤の強さを表す地耐力を比べて地耐力が上回るようにする必要があり安全性を計算する特徴があります。

 

建物は地盤から反力を受け止める耐圧版があり、地盤面から均等に力が押されるのではなく小さなバネが複数あると仮定して力のかかり具合などからゆがみが生じます。

SE構法ではその厚みや鉄筋の太さを適切に設計してひび割れが生じにくい様に耐圧版を弱くします。

そして、一般の在来工法と呼ばれる工法の柱と梁を繋げる部分には「そぼ」と言われる穴加工をしているケースが多いです。昔は神社仏閣のように、20㎝以上の太い柱を使っても問題が無く、現在でも12cm程度の柱に穴を開けるとその部分から強度が著しく落ちてしまいます。

大地震の時にこの接合部分が壊れたケースもあり、見直されてきているところです。

これが原因で強度不足が発生しやすく昔から問題になっていましたが、梁と柱の接合部分に断面欠損が少ないのも特徴になります。

SE構法では金物を使うことで、断面の欠損が少なくなる、メリットがあり乾燥している集成材を使っているので、木造の全体の収縮も少なく、ボルトやドリフトピンで強固に接合することも出来ています。

そしてお陰様で熊本自身でも注目されるようになって、連続した揺れに対しても非常に強いと評判になっていておすすめの構法です。

Works(株)ホープスの建築実例

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